ヤマブキの花
山吹色のヤマブキの花。万葉集には十数首うたわれ,昔から好まれた花のようです。後拾遺和歌集の「七重八重 花は咲けども 山吹の 実(簑)のひとつだに なきぞ悲しき」の歌にかけて,蓑を求めた太田道灌にヤマブキの花を差し出した少女の話。その話をしてくれた中学校の先生の顔とともに思い出しました。