ミズヒキの花と実
ミズヒキの花と実。
  牧野新日本植物図鑑によると『がくは4裂し,裂片は卵形で,先はやや鋭く,長さ2~3mmぐらいである。花弁は無い。』。
  花びらのように見えているのは,がくなのですね。
  『そう果は卵形でレンズ状にふくらみ,そう果と同じ長さの宿存がくにつつまれ,長さは2.5mmぐらいである。花柱は花の後も残って宿存がくからとび出し,先端がかぎ状に下方に曲がっている。』
 実からとび出している花柱(雌しべ)はそのまま残り,成熟すると,この鉤で動物の体にくっつき付着散布されます。