• ヒメオドリコソウ

ヒメオドリコソウの花が咲いていました。名前のとおり,オドリコソウの花を小さくした感じです。植物の名前で「姫」とつくのは「小さい」を意味することが多いようです。植物図鑑の索引を見ると,頭に「ヒメ」とつくものがずらりと並んでいます。逆に大きなものには「鬼」の名が付きます。
例えば,ユリの花の小さなものを「ヒメユリ」,大きなものを「オニユリ」。ヒシの実が小さなものを「ヒメビシ」,大きなものを「オニビシ」。
姫,鬼の違いは大きさだけではなく,上品なもの,粗野なものという意味にもなるようです。クルミの実のなめらかなものをヒメグルミ,凸凹したものをオニグルミといいます。