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縞のないクチベニマイマイ

2007年7月14日
  • クチベニマイマイ
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動物園近くで見かけたカタツムリ。[写真1][写真2]
これもクチベニマイマイでしょうか?

[写真3]は九条山のクチベニマイマイ。
殻の模様が違います。
しかし,殻の大きさや形,殻の口が紅色をしている特徴は同じです。

カタツムリの殻にある線を色帯(しきたい)といいます。
保育社「原色日本陸産貝類図鑑」には,色帯について次のように書いてありました。

『マイマイ属の色帯は,基本的には4つの色帯がある。上周縁帯,周縁帯,底帯,臍帯で,上から1234と呼称する。そのうちの1,2,3がない時は,それぞれ0234,1034,1204という。色帯がすべてない型は,0000と記す。色帯でなく成長線にそって黄褐色班が現れるものを火炎型,それが顕著に区分けている場合をトラマイマイ模様という。色帯が1234あるものは完帯型で,その区画が明瞭なものをコガネマイマイ模様という。
—————–
第1帯の消失するものを0234型(クチベニマイマイ模様)という。—— 』

[写真3]は0234型で,[写真1]は0000型です。
0234型をクチベニマイマイ模様ということは,この型がクチベニマイマイの標準的な模様らしいですが,
同じ種でも個体により変異するそうです。

同じく保育社「原色日本陸産貝類図鑑」の「クチベニマイマイ」の項には次のようにありました。
『色帯は0234型(山地に多い),0034型,0204型(ヒラマイマイ模様),0000型(無帯),0030型,0004型,(1~3)0型など多くの型がある。』

どうやら[写真1][写真2]は,0000型(無帯)のクチベニマイマイのようです。
家の周りでは,0234型以外のクチベニマイマイを見たことがありません。
0234型は「山地に多い」とあり,やはり我が家のあるところは山なんだと,あらためて思いました。

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