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マンネンタケ

2007年7月18日
  • マンネンタケ
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シイの切り株からマンネンタケが出ていました。[写真1]
まだ幼菌で,黄色い傘をしています。
これから成熟すると茶褐色となり,ニスを塗ったような光沢が出てきます。

1月ほど前に見たときは,[写真2]の状態でした。
子のう菌類かと思って調べたのですが分からず,傘が出てきてようやくマンネンタケであることが分かりました。

マンネンタケはサルノコシカケの一種で,食用にはなりませんが,装飾品,漢方薬として昔から珍重されてきました。
平凡社「世界大百科事典」には,つぎのように書いてありました。

『中国では霊芝(れいし)といい,古来の道教では瑞祥の象徴とした。《日本書紀》《続日本書紀》《日本後紀》などに記述がみられ,日本でも吉祥の象徴とされてきた。ヨーロッパ,アメリカ,アフリカ,アジアに広く分布し,日本では本州以南の広葉樹の根際や切株に発生する。
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装飾品(置物),漢方薬として利用される。漢方では他の生薬と配合して,滋養強壮鎮静薬として不眠症,頭痛,消化器疾患,病後の回復,老人性慢性気管支炎,慢性関節炎などに応用されてきた。近年その含有多糖類の免疫増強作用が研究されている。』

「霊芝」でネット検索すると,たくさんの健康食品サイトが表示されます。
霊芝を毎日飲み続けることにより,免疫力がつき体質改善がはかれるというものらしいです。
そのなかには「幻のキノコ」などの宣伝文句が書いてあるものもありますが,マンネンタケはそれほど珍しいキノコではないと思います。

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