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ドクツルタケ

2007年7月20日
  • ムナブトヒメスカシバ

薄暗い林のなかに,白いキノコが優雅に立っていました。
ドクツルタケです。

猛毒を持っており,欧米では「destroying angel(死の天使)」と呼ばれています。
中毒症状と毒成分について,「山渓カラー名鑑 日本のきのこ」には次のように書いてありました。

『食べて10~20時間して,急に激しい腹痛,嘔吐,激しいコレラ様の下痢,肝臓,心臓,じん臓障害が起こる。1本以上食べると,病院で適当な処置を行わない限り,1~2日ないし3日以内に死亡する。毒成分はイオウを含む環状ペプチドで,アミノ酸7個からなるファロトキシン類と,8個からなるアマトキシン類からなる。前者はファロイジン,ピロイシン,後者はα-アマニチンなど多数の化合物が知られている。』

こういう毒物が野放し(?)にあるというのは,ある意味不思議な感じがします。
10年ほど前,有毒な外来生物としてセアカゴケグモが一世を風靡しましたが,それどころではないですよね。

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