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ハンミョウ

2007年7月30日
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歩いていると,飛び立ったハンミョウが草むらに飛び込みました。
そっとカメラを向けると,草の葉陰で安心しているのかじっとしています。
いつもはなかなか近づけないのですが,今日はかなり近づいて撮ることができました。

ハンミョウはいつもは土の露出した地面を飛び回っているので,葉っぱの上にいるこの写真はすこし妙な感じがしますね。

「人が近づくと前へ前へと飛ぶ習性があり,ミチオシエ(道教え)とも呼ばれる。」と図鑑などには書いてあります。
私は訳の分からない「ハンミョウ」という名前より,「ミチオシエ」という名前の方が好きなのですが,実際に「ミチオシエ」と呼ばれているのを聞いたことがありません。
今でもこの名前は残っているのでしょうか。
習性としては確かに人の前へ前へ飛び,ジョギングしていると踏みつけそうになります。

ハンミョウには毒があるとか漢方薬になるとかいわれますが,そのハンミョウはツチハンミョウのことで,ハンミョウには毒はなく,したがって薬にもなりません。
昔は美しい甲虫類はみな「はむみょう」と呼んでいたようです。

「新装版山渓フィールドブックス6 甲虫」によると
『江戸時代には美しい甲虫はみな「はむみょう」であったらしく,当時からの薬屋に秘蔵されている「はむみょう」を見せてもらったら,ミドリゲンセイのほかにハンミョウとオオサルハムシが多数あった。全部中国から輸入したものらしく,どちらも日本型ではなく大陸型であった。当時はこんなものも霊験あらたかな妙薬とされていたのである。』

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