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キチジョウソウ

2007年11月20日
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近所の道脇にキチジョウソウが咲いていました。
樹林内の陰地に生えるそうなので生育条件はぴったりですが,自生ではなく誰かが植えたものだと思います。

キチジョウソウとは「吉祥草」と書き,めったに花を咲かせることがなく,咲くとその家に幸福が訪れるという古事からきています。
今まで花が咲いているのに気づいたことがないのですが,たまたま今年初めて花をつけたのか,今まで気付かなかっただけなのかどちらでしょうか。

「朝日百科 植物の世界」にはキチジョウソウについて,次のように書いてありました。

『1属1種の常緑性多年草で,関東地方以西の日本と中国に分布する。根茎がよく発達して地表を長くはい,伸びた先から細長い葉を叢生(そうせい)する。9~11月に高さ5~15センチ花茎が直立し,長さ4~7センチの穂状花序をつける。花は直径約1センチで,花被片(かひへん)は淡紅色で反り返り,黄白色の葯が目立つ。よく見ると花茎は上部で急に細くなり,細い茎についている花は雌しべのない雄花(おばな)で,下部の太い茎についている花は雄しべと雌しべの両方を備えた両性花であることが多い。雄花の花序は花が終わってから脱落し,やや短くなった花茎に紅紫色の球形の液果(えきか)をつける。果実は翌年になっても残っている。和名は中国名「吉祥草」の音読み。この植物はめったに花をつけず,花をつけるとその家に吉事があるという言い伝えからこの名がついたといわれているが,栽培条件さえよければよく開花するらしい。繁殖力旺盛(おうせい)なので,栽培されることが多い。』

花序の下の方が両性花で,上の方が雄花だと書いてあります。
よく見ると確かにそうですね。
[写真1]は両性花。[写真2]が雄花です。

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