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ナガコガネグモ

2008年8月5日
  • ナガコガネグモ
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道路沿いに植えられたアベリアの植栽に,ナガコガネグモがたくさん網をはっていました。

[写真1]は一番大きな個体(雌)。かなり大型で存在感があります。
[写真2]はその腹面。糸でぐるぐる巻きにされた獲物が見えます。
クモは肉食ですが,むしゃむしゃと肉を食べるのではなく,捕えた獲物の体内に消火液を流し込み液体にしてすすり込みます。
食べ終えた獲物は中身が空っぽになっています。

コガネグモの仲間は雌雄で極端に大きさが異なり,雄は雌の1/3程の大きさしかありません。

クモは脱皮を繰り返しながら大きくなりますが,脱皮の回数は生育環境によって左右され,同じ種類であっても一定していません。
[写真3]~[写真5]は同じ場所で写した,成長段階の異なるナガコガネグモです。
[写真5]は幼体です。網には渦巻状にジグザグの隠れ帯があります。

新海栄一著『日本のクモ』(2006年)には,ナガコガネグモについて次のように書いてありました。

平地~山地まで広く生息する。山地では少ない。水田とその周辺,河原,草原,樹林地の周辺,林道などの草間,低木間に垂直の正常円網を張る。網の中央部には縦に直線上のかくれ帯を付け,クモはその中心にとまる。危険を感じると網を激しく揺すり威嚇する。幼体のかくれ帯はジグザクの渦巻状(コガネグモ類全種共通)である。

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