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ナラタケモドキ

2008年9月19日
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ケヤキの根元にナラタケモドキが発生していました。[写真1]
根元の周囲にぐるっと10個の株があります。[写真5]

ナラタケモドキが出るということは,このケヤキの木はかなり弱ってるのでしょうか。
このあたりで一番大きなケヤキの木ですが,樹皮がところどころはがれていたりして,たしかに樹勢が弱っている感じがします。
ナラタケモドキはナラタケと同じく土壌伝染性病原菌で,樹木の根系に感染し,徐々に樹勢を弱らせ枯死させてしまいます。

ナラタケモドキはナラタケに似ていますが,柄につばがないのが特徴です。[写真2]
ナラタケモドキはナラタケと同様に食用とされるキノコですが,消化が悪いため,たくさん食べると胃腸系の中毒を起こすそうです。
「フィールドベスト図鑑14 日本の毒きのこ」(2003年)には,次のように書いてありました。

ほんのり甘いきのこ臭があり,味もよいため,食用としている地域もある,ときに消化不良を起こすことがあるので,熱を十分に通し,多量に食べないなどの注意が必要である。

「山渓カラー名鑑 日本のきのこ」(1995年)には,ナラタケモドキについて次のように書いてありました。

ナラタケに似ているが,柄につばがない点で区別される。傘は径4~6cm,蜜色で中央部に小鱗片が密集する。柄は長さ5~8cm,繊維状,傘とほぼ同色であるが,下部は暗色。

夏~秋,広葉樹の倒木や生立ち木の根際に多数が束生する。

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