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ミズイロオナガシジミ

2009年6月21日
  • ミズイロオナガシジミ
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ミズイロオナガシジミが,木の葉の上にとまっていました。
(2009/6/2 AM7:53 撮影)
ミズイロオナガシジミは夕暮れに活動し,昼間は葉上で静止しています。

「ミズイロ」とは,翅裏面が帯青白色であるため。
ほとんど白色にしか見えませんが,飛んでいると水色に見えるとか。
表面は暗灰黒色です。

「オナガ」とは,翅に長い尾状突起があるため。
「シジミ」とは,小形で翅の形がシジミ貝に似ていることから。

「チョウ」は「手符手符(てふてふ)」から。
手符とは,手のひらで作った符号を言います。
手のひらを開いて,左右をくっつけると蝶々の形になります。
平安時代の京都では「かわひらこ」と呼んでいたそうです。

学習研究社「日本産蝶類標準図鑑」(2006年)には,ミズイロオナガシジミチョウについて次のように書いてありました

色彩斑紋,翅形は♂♀同じで,外見による♂♀の判定は困難,性の判定には前脚ふ節あるいは腹端の検査を要する。
[分布]
北海道,本州,四国,九州に分布。日本産ミドリシジミ亜族中の最普通種の一つで,東京近郊平地のクヌギ林にも多産する。北海道や四国・九州では産地はやや限定され,必ずしも普通種ではない。国外ではロシア南東部,朝鮮半島,中国東北部および中部~西部,モンゴル,ミャンマーなどに分布する。
[生態]
年1回の発生。関東地方以南の暖地の平地から低山地帯では6月上旬ころより(とくに早い場合で5月下旬から),寒冷地では7~8月に出現し,その発生期はほとんどウラナミアカシジミに等しい。昼間は食樹の葉上に静止し驚かさなければ飛び立たないが夕暮には活発に樹上を飛翔する。夕暮れ時の活動は17時から19時30分,ピークは18時。

卵はおもに食樹の枝上(細枝の分岐点,技上の皺曲出部、枯枝の落下したあとのくぼみ,まれに頂芽付近)に1個(ときに数個)が産みつけられ,野外における卵の発見は困難な部類に属する。越冬態は卵。幼虫齢数は4齢。

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