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オオミズアオ

2009年6月22日
  • オオミズアオ
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歩道にオオミズアオがとまっていました。
(2009/6/17 AM6:50 撮影)
鳥につつかれたのか,翅がぼろぼろです。

チョウもガも呼び方が違うだけで,同じものだと分かっているのですが,大きなガはいまだに苦手です。
私だけでなく,ガが苦手な人が多いですよね。
何か人類共通のトラウマがあるのでしょうか。

しかし,名前を知ると,不思議に抵抗感が少なくなります。
例えば,このオオミズアオ。
「水青」とは,いい名前だと思いませんか。
深い澄んだエメラルド・グリーンの水面が,ひらりと舞い上がった感じです。

[写真2]は,触角部分を拡大したもの。
羽毛状の大きくて立派な触角。雄です。
(雌は両櫛歯状)

保育社『原色日本蛾類図鑑』には,オオミズアオについて次のように書いてありました。

開帳80~120mm、♂の触角は羽毛状であるが,♀は両櫛歯状。後翅の尾状突起は♂の方が遥かに長い。翅の地色は青白色のものから黄色がかったものまであり,内・外横線も殆ど消失したものから明瞭なものまで変異がある。前翅外横線は普通波状をなし前縁近くで僅かに内方に曲がるが,時には波状をなさず殆ど直線に近いものもある。
成虫は4月下旬~5月及び7~8月の2回出現する。幼虫はリンゴ・ナシ・サクラ・アセピ・クル・コナラ・ハンノキ・カパノキ・モミジ等の葉を食し,1令幼虫は黒色であるが,2令になると褐赤色,3令以後は淡緑色となる。終令幼虫は体長80mm位,淡禄色で気門線黄白色,疣起をもち全体に粗毛をよそおう。繭は夏のものは枝葉間に,秋のものは地上の落葉間に作られる。蛹越冬。

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