• フタオビミドリカミキリ
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アジサイの花で,近頃よく見かけるカミキリムシ。
名前を調べると,フタオビミドリトラカミキリでした。

小さなカミキリムシで,活発に動き,花から花へ飛びまわっています。

保育社『原色日本甲虫図鑑(Ⅳ)』(1984年)には,フタオビミドリトラカミキリについて次のように書いてありました。

15mm.体表の黒紋・黒色横帯は退化して全く認められないものまでの変異がある.6~8月,暖帯~温帯樹林帯の花上に集まる.黒潮の洗う沿海地方をずいぶん北まで分布する海岸気候性カミキリムシの指標種である.

海沿いに多い種類のようです。
京都府自然環境目録(鞘翅(コウチュウ)目)では,
「フタオビミドリトラカミキリChlorophorusmuscosus 府内南部では未記録 」となっていました。

京都市は「府内南部」なのかどうか,どうなのでしょうね。