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ベッコウヒラタシデムシ

2009年7月13日
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路上にいたベッコウヒラタシデムシ。

一瞬ホタルかなと思ったのですが,よく見ると平べったくてゴキブリのような形をしています。
オレンジ色の部分がテカテカと艶があり目立ちます。

「シデムシ」とは「死出虫」で,動物の死体やごみなどに集まります。
「ヒラタ」は,体が平ったいことから。
「ベッコウ」は,前胸部が「べっ甲」色をしていることから。

『学研生物図鑑 昆虫Ⅱ』(1990年)には,ベッコウヒラタシデムシについて次のように書いてありました。

黒色であるが,前胸背は橙赤色で,ふつう中央が暗色。上翅は黒褐色で間室は光沢が鈍く,その側片と腹部,ときに頭は藍色を帯びる。前胸背周縁・上翅間は点刻が密にある。翅端は雄では切断状,雌では会合部が角をなして突出し,その両側は斜め。平地から山地にかけてすみ,越冬した成虫は春からあらわれ,ヘビなど動物の死体やごみために集まる。

前胸部は「ふつう中央が暗色」らしいですが,この個体は黒くなっていません。
またこの個体は,翅端が切断状ではなく丸みを帯びているので,雌のようです。

Categories:甲虫 | Tags: