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ホソヒラタアブ

2009年9月29日
  • ホシヒラタアブ
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シュウカイドウの花にきたホソヒラタアブ。[写真1]~[写真3]

腹の縞模様は,一見ハチのように見えます。
スズメバチに擬態しているようです。

シュウカイドウは一つの株に雄花と雌花が別々に咲きます。
[写真1]~[写真3]は雄花,[写真4]は雌花です。

花に止まったホソヒラタアブは蜜を吸っているように見えますが,シュウカイドウの花には蜜腺がなく蜜を出しません。
ホソヒラタアブは花粉を食べているのです。
シュウカイドウの花は蜜ではなく,花粉を報酬として与えることにより昆虫を呼び寄せているのですね。

しかし雌花には花粉がありません。
雌花は雄花を真似ることにより昆虫を呼び寄せているそうです。

蜜を出さないということは,チョウなどの蜜を吸う昆虫は,シュウカイドウの花にはやってこないということになります

ヒラタアブの「ヒラタ」は,腹部が平たいことに由来します。
[写真5]はヤブミョウガの花にとまったヒラタアブ。(2006年7月22日)
お腹が平ったいのがわかります。

『学研生物図鑑 昆虫Ⅲ』(1990年)には,「ホソヒラタアブ」について,次のように書いてありました。

額は黄灰色粉でおおわれる。胸背は光沢ある銅黒色で5本の不明瞭な細縦線がある。腹部は左右平行でくびれがなく,各腹節には2本の黒帯がある。成虫は3~10月ごろまで見られ,幼虫はアブラムシを捕食する。体長:約11mm。

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