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ヒメウラナミジャノメ

2011年5月31日
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道の片隅にヒメウラナミジャノメが死んでいました。

翅がかなり傷んでいます。
ヒメウラナミジャノメは幼虫で越冬するそうです。

保育社『原色日本蝶類図鑑』(1976年)には,次のように書いてありました。

暖地では通常年3回発生で, 4月中旬~9月下旬に姿がみられる。10月に4化の現れることもある。高地・寒冷地では1~2回の発生にとどまる。成虫は一般に樹林内やその周辺を好むが,山地の草原など明るいところにもよく現れる。飛翔はゆるやかで,軽快にはねるような感じがする。ヒメジョオン・キツネノボタン・ニガナ・カタバミなどの花で吸蜜する。越冬態は終齢幼虫で,幼虫は地面におりて落葉などの間で冬を過ごす。

この個体も今春,羽化したものでしょうが,もう寿命なのでしょうか。

「ヒメウラナミジャノメ」という名前は,一読しただけでは意味がわかりません。
漢字で書くと「姫+裏波+蛇の目」で,「姫」は小さいという意味,「裏波」は翅の裏面に波模様があることから,「蛇の目」は翅に眼状紋があることからきています。
ジャノメチョウの仲間では,全国的にもっとも普通にみられる種類だそうです。

[写真4]は,翅がきれいな個体。(2008年8月29日)
[写真5]は,朝陽で体を温めているところ。(2005年5月10日)

雄と雌の見分け方について,前書には次のように書いてありました。

♀は♂に比べ翅形がまる味を帯び,翅表の地色はやや淡く,前翅表の眼状紋の周囲の黄色環は幅広く,眼状紋の周縁には淡く波状の地紋が現れる。

これによると,[写真4]は雌のように見えますが,はっきりわかりません。

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