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コマルハナバチ(働きバチ)

2012年6月19日

廊下の明りのまわりをコマルハナバチが,大きな羽音をたてて飛んでいます。
近くに巣でもあるのでしょうか,家の中に入り込むのはこれで4頭目です。

コマルハナバチについては,2012年4月30日のエントリーで調べたので,見分けがつきます。
これは,コマルハナバチの働きバチですね。

[写真4]は,4月に捕えた女王バチと大きさを比較したもの。
右側が女王バチ,左側が今回の個体(働きバチ)です。
倍ほど大きさが違います。

文一総合出版『マルハナバチ・ハンドブック』(1997年)では,マルハナバチの判別を次の手順で検索してゆきます。

①雄・雌(女王バチ・働きバチ)を判別する
②胸の部分の毛の色で判別
③それぞれのポイントで判別

①雄雌の判別方法
・触角……雄は13節,雌は12節。(雄の触角は雌のものより細長く見える)
・腹部先端(おしりの先)……雄は丸みがある,雌はとがっている。
・腹部……雄は7節,雌は6節。
・花粉かご……後脚脛節に,雄は花粉かごがない,雌にはある。
この個体は針を持っているので,雌であることは間違いありません。

②雌の検索表に進み,胸部の色を確認します。
この個体は胸部全体が黒色です。
胸部全体が黒色のものは,クロマルハナバチかコマルハナバチしかありません。

③後脚の基跗節の形で判別します。
湾曲がきつければクロマルハナバチ,あまり湾曲していなければコマルハナバチです。

[写真3]の基跗節の形を見ると,コマルハナバチだとわかります。

クロマルハナバチは現在,京都府の絶滅危惧種に指定されるくらい個体数が激減しているので,クロマルハナバチである可能性は低いです。

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