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ニホンジカ

2013年12月7日

またシカがいました。
高い石垣が登れずに,水路脇の道をうろうろしていました。[写真1]
角がないのでメスですね。
後姿のお尻の白い毛が,鮮やかできれいです。[写真3]
(光量不足で写真がぶれています)

この水路は,南禅寺水路閣,哲学の道へと通じる疏水の分線です。
イノシシはよく見かけていた(→2012/9/2)のですが,シカは初めてです。
私が近づいてゆくものだから,必死に低くなっているところを捜して一気にジャンプ,石垣を越えて山の中に消えてゆきました。
低くなっているといっても,1.5mか2mほどの高さがあります。
助走もなしに一気に飛び上がるとは,すごい跳躍力です。

家に戻り朝刊を広げると,土曜版に「増えるシカ,減る猟師」という特集記事が載っていました(朝日新聞2013/12/7)。
シカがこの20年間に約9倍に増え,このままいくと2025年には500万頭に達するのではないかと危惧されているというものです。

 最近,シカが増えた―― 。山間地などでよく聞かれます。農地を荒らしたり,山の下草を食べて生態系に大きな影響を与えたりしていて,見過ごせない問題になってきています。環境省は今夏に初めて,野生のシカの生息数を推定して公表しました。この20年ほどで9倍に増えたようです。一方で,シカを捕獲する猟師のほうは高齢化し,減ってきています。

 なぜシカは増えたのでしょうか。複数の専門家が,雌ジカの狩猟禁止が20世紀半ばから長く続いたこと,温暖化で積雪が減り子ジカが冬に生き延びやすくなったこと,戦後の拡大造林で多くの木が伐採され,餌となる下草が増えたことなどを挙げています。

一月前にも,町内の道路でシカと出会っています(→2013/11/8)。[写真4]
立派な角のある雄ジカなので,今朝の雌ジカとは別個体です。
一月に2回も出会うなんて,九条山周辺におけるシカの生息密度が高くなっていることを実感します。

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