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2014年1月21日

朝早く外に出ると,濃い霧が出ていました。
前夜雨が降ったところに,未明から晴れ上がった放射冷却で霧になったようです。

日が昇り,気温が上がるにつれて薄くなってゆきましたが,夜明け前に車の運転をしていた人はかなり怖かったでしょうね。
京都地方には2:10に濃霧注意報が発令され,10:13に解除されていました。

平凡社『世界大百科事典』(2007年)には,霧の発生する仕組みについて,次のように書いてありました。

地表面付近にある空気塊が冷えると,空気中に含まれている水蒸気は飽和状態に近づく。さらに冷えると,ついに飽和状態を越えようとする。空気中にはほとんどいつでも十分な数の凝結核があるので,そのようなときには凝結核を芯として徴水滴ができる。これが霧である。

地表面付近の空気が冷えるのは,①陸地の表面が夜間に熱を放射するとき,②暖かい空気が冷たい海面に流れてきたとき,③斜面を空気が上昇して断熱的に冷却するとき,の三通りがある。これらの原因で冷えてできた霧をそれぞれ放射霧,移流霧,滑昇霧とよぶ。

今回の霧は「放射霧」に分類されるようです。

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