赤い小鳥がとまっていると思い,そーと近づいたら,落花した赤いツバキの花でした。[写真1]
気付けば,いろいろなところに春の花が咲いています。

[写真2]は,ヒサカキの花。
枝に小さな花をびっしりとつけ,「香り」というより独特の「臭い」を放っています。
たくさん花を咲かせているものの,5mmほどの小さな花なので人には気づかれにくい花です。

[写真3][写真4]は,カツラの花。
こちらは,より一層目立たない花です。
萼も花びらもありません。
風媒花なので,虫や鳥を誘う必要がないのです。
雌雄異株で,[写真3]が雌花,[写真4]が雄花です。

[写真5]はエドヒガン,[写真6]はヤマザクラの花。
ソメイヨシノの開花はまだですが(3月24日朝現在),エドヒガンはすでに開花しています。
ヤマザクラも木によっては開花しています。
エドヒガンは,名前のとおり,他のサクラよりも早く,お彼岸の頃に開花します。
ソメイヨシノは,このエドヒガンとオオシマザクラの雑種とされています。

[写真7]は,トサミズキの花。
きれいに剪定されていた植栽の花です。
丹精されているせいか,房状の黄色い花がとても上品な感じがしました。

[写真8]は,アセビの花。
アセビは春早く,2月下旬には咲き始めます。
そういえば4月になってもまだしっかりと咲いているので,随分花期のながい花ですね。