イヌタデの花。赤い小粒の花を赤飯にみたててアカマンマともいわれる。イヌタデとは辛くないので役に立たないタデという意味。
赤い花びらに見えるのはがくで,花びらはない。
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シロシキブの実。ムラサキシキブの実の白い品種をシロシキブといいます。
このところ植物の話題ばかりですが,やはり実りの秋で,実や花が目につきます。さらに,これからはキノコがたくさん出てくるシーズンです。
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建物と塀の間の狭い空間に,多分鳥が落としたのであろう種から生えてきたキリの木が,見る見る間に大きくなって,今年はたくさん実をつけている。
キリの木が成長が早いというのは本当だな,と実感させられる。そういえば子どもの頃読んだマンガの本に,忍者は小さなキリの木を植え,毎日それを飛び越える練習をして,跳躍力をつけたということが書いてあった事を思い出す。
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キンモクセイの花。いい香りがして,こんなところにもキンモクセイがあったのかと気づかせてくれます。
花が散った後しばらくは,オレンジ色をした小さな星が地面につもっています。その色のまま保存できたら,形といい,香りといい素敵だと思うのですが。
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サルスベリの葉っぱの先についていたウドンゲ。これはクサカゲロウの卵です。
ところでサルスベリの花はもう風前の灯火。やはり100日間咲き続けることはできないようです。
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カラスウリの実が赤く色づきました。夏にカラスウリの花が一面に咲いていたので,今年は実がたくさんなるだろうと思っていましたが,それ程なっていません。少々期待はずれでした。
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倉庫に小鳥が飛び込んできた。ゴジュウカラのようだ。網で捕まえてアップの写真を撮ろうとしたが,網から出すときに逃げられてしまった。
鳥の写真は,私の非力なデジカメでは,こうゆう機会でもないとなかなか撮れない。
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ヤマイモ(ヤマノイモ)のムカゴ。その気になってあたりを見渡せば,ヤマイモはいたるところに生えているものだ。中学生の頃,父と一緒にヤマイモを掘ったことがある。父は鍛冶屋に作ってもらったという,専用の掘り具を何本も持っていた。1本は私の手元にあるが,父が亡くなった後,あの道具はどうなっただろう。
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アメリカセンダングサの花。センダングサというのは葉がセンダンの木の葉に似ていることから名づけられたとか。アメリカとつくのは北米原産の帰化植物だから。
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ミゾソバの花。ミゾソバとは溝蕎麦と書く。ミゾソバもソバも同じタデ科。姿もよく似ているとか。
葉っぱの形が牛の顔に似ているところから,「ウシノヒタイ」ともいわれる。清楚な花で,花言葉も「純情」なのに,そのギャップがおかしい。
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ゴキヅルの実。動物園南の疎水べりに群生している。夏に,ひょっとしたらウマノスズクサ?と思って調べたらゴキヅルだった。ウマノスズクサだったらジャコウアゲハが産卵する。
ゴキヅルとは合器蔓の意。実が熟すると二つに分かれる。
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道の横の崖につくられたスズメバチの巣。積もった木の葉にまぎれて分かりにくい。こんなものがいろんなところにあると思うと,山歩きが怖くなる。
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アオスジアゲハの幼虫のえさにするためクスノキの葉っぱを取ると,いろんな虫がくっ付いている。今日付いていたのはホソハリカメムシ。イネ科に寄生する虫のはずなのに。
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セイヨウタンポポの花。日本のタンポポは春にしか咲かない。セイヨウタンポポは,がくのように見える総包片が反り返っているのが特徴。ひとつの花のように見えるが,これは何百という小さな花の集まりです。
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南禅寺三門前の松林にテングタケが一斉に生えてきた。テングタケは毒キノコとして有名です。煮て置いておくと,それを食べた蝿が死ぬことからハエトリタケの別名があるとか。といってもそんなに毒性は強くなく,食べると腹痛,嘔吐,精神の一時的撹乱などがおこるそうですが,味はおいしいらしいです。
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飼育ケースの土を久しぶりに掘り起こしてみると,カブトムシの幼虫がずいぶん大きくなっていた。からだを丸めているのでうまく測れないが,体長5~6センチといったところか。8月16日の時点では幼虫は6匹いたはずなのに,今日見たら1匹になっていた。
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今日は風が強く,どんぐりがたくさん落ちていた。九条山周辺でよく落ちているどんぐりは,コナラ,クヌギ,シイです。
シイの実は食べられます。昔はよく縁日で売っていました。
今はカマキリの産卵の季節。産みたての卵のうをよく見かけます。産みたては白い泡のようですが,次第に茶色くなってきます。
これはオオカマキリの卵のう。このなかに何百という卵が包まれています。このまま冬を越し,5月頃に幼虫が生まれます。カマキリは不完全変態で,生まれたときから親のカマキリと同じ形をしています。
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朝見ると,アオスジアゲハの前蛹が蛹になっていた。アゲハチョウが木の枝で蛹になるのに対し,アオスジアゲハは葉っぱの上で蛹になります。当然葉っぱに合わせた擬態をとります。きれいな薄緑色の身体に,葉脈を思わせる筋がはいっています。
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オオオナモミの実。大きい「雄なもみ」でオオオナモミ。猛々しい「なもみ」だから「雄なもみ」。弱々しい「なもみ」が「雌なもみ」。
オオオナモミは昭和初期に入ってきた帰化植物で,現在普通に見られるのは,このオオオナモミの方です。オナモミはあまり見ることができなくなったそうです。
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ヒガンバナの葉。ヒガンバナは花が咲いた後に葉が出てきます。ヒガンバナは美しい花なのですが,何かバランスが悪く感じるのは,葉が一緒に出ていないせいかもしれません。
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子どもがオシロイバナの実をたくさん集めてきた。私が話していたのを覚えていて,これでおしろいを作るつもりらしい。オシロイバナの名付け親は貝原益軒だとか。江戸時代に渡来した帰化植物。
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動物園南の疎水にマガモのツガイが泳いでいた。冬鳥としてやってきたのだろうけど,どこからくるのだろう。でも,確か6月に雛を連れたメスが泳いでいた。全部が渡り鳥ではなく,ここで繁殖しているものもいるのだろうか。
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積もった落ち葉から,大型のキノコが生えていた。カサは絹状のつやがある。つばはあるがつぼはない。食用になりそうな予感がして,調べたら,ウスキモリノカサだった。一応食用になるようだが,本によっては食毒不明となっている。
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