サザンカの花に似ているけど,サザンカではないなと調べたら,チャの花でした。似てるはずですね。チャもツバキ科でした。ツバキと同じように,ポトリと落ちた花が一面に散らばっていました。
茶の花のちるばかりちらしておく(山頭火)
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ツワブキが花盛りです。名の由来は艶ブキから。フキに似た葉ですが,艶があります。同じキク科で,食用にもなりますが,花は全然違います。フキの花はいわゆるフキノトウで春はやく咲きます。
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紅葉したカエデにキチョウがとまっていました。じっと動きません。指で触っても動こうとしません。これは越冬準備中のキチョウです。
10月に発生したキチョウは成虫で越冬します。このままじっとして冬を越し,春になると活動を始めます。
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動物園南の疎水にカルガモが7羽泳いでいました。マガモやカルガモの集団と離れて,1匹だけ全身が真っ黒な水鳥がいます。写真を撮ろうとするのですが,近寄れなくてなかなか撮れません。
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センリョウの実。これは黄色い実ですが,一般的にはセンリョウといえば赤い実です。昔から,赤い実のなるものをお金にたとえて,センリョウ(千両),マンリョウ(万両),ヒャクリョウ(百両・カラタチバナ),ジュウリョウ(十両・ヤブコウジ)と呼んでいます。
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朝,べランダの床にクロツグミ(メス)を見つけました。見つけたときは,まだ体が暖く柔らかでした。この2,3日急に寒くなったので,渡りの途中で力尽きたのでしょうか。外傷はありませんでした。
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ニシキギが紅葉しています。それにしても,ニシキギの翼のある枝は奇妙です。
南禅寺の紅葉は今が見頃です。朝早くから,カメラマンや観光客がたくさん。
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マツの樹下にイグチ類のキノコが群生していた。図鑑で調べるとヌメリイグチかなと思うが,ひだが直生とあるのに離生している。自信がないので少しだけ試食。皮をはぎ洗うと白いきれいな肉だ。電子レンジで加熱し醤油をかけて食べてみると,なかなか美味。キノコ汁にするとよさそうだ。
数日前から黒く変色していたアゲハの蛹がやっと羽化した。が,羽化したての状態で床に落ちているのを見つけた。羽が乾いても,やはり羽はきれいに伸びなかった。飛べたとしても,こんな寒い時期に羽化してしまって,どうするつもりだ。
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どこも落ち葉がいっぱいです。サクラはほとんど葉がなくなっています。カツラ,モミジバフウもどんどん葉を落としています。イチョウの葉はまっ黄色です。
京都の紅葉は今が一番見頃で,この土日はどこもすごい人出でした。
サザンカの花。ツバキの花とよく似ていますが,花の散り方が違います。ツバキは花がそのまま,ぽとりと落ちますが,サザンカは花びらが1枚1枚散ってゆきます。
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いろんなところにシイの実がたくさん落ちています。しかし,これはツブラジイでスダジイより小粒です。1cm少々の大きさ。食べたらおいしいのですが,すこし面倒かも。
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アレチヌスビトハギの実。ズボンなどによくくっついているので「くっつき虫」と呼ばれています。この実の形を見ると,ハギというのはマメ科だったのかと気づかせてくれます。
北米原産の帰化植物で昭和15年に大阪で見つかったそうです。在来種のヌスビトハギは実のくびれが一つです。
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何か変なものがはえているなと調べてみたら,フユノハナワラビというシダの仲間でした。盆栽にして床の間に飾ったりするそうです。
「冬の花蕨」と書きます。花に見えるのは胞子の入った丸いカプセルが集まったもの。
胞子葉を出す今の時期に,日が当たるように草刈がされていて,人に踏まれないような,日当たりのよい草地にはえるそうですが,まさにそういう場所でした。
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薄暗い林のなかに静かに落ちてきた星のような,落ち葉。五出複葉のこの葉はコシアブラです。「漉し油」の名は,昔この木の樹脂を漉して錆び止の油を作ったことに由来するとか。
コシアブラの葉は紅葉せずに,白く透き通ってゆきます。薄暗い林のなかで目立っていました。
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ここ2,3日冷たい雨が続いています。一段と落ち葉が増えました。路傍に黄色いキクの花が咲いていました。シマカンギク(島寒菊)です。秋から冬にかけて黄色い花を咲かせます。名前にはシマと付いていますが,山間部に多い花です。
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動物園南の疎水。いつも群れから離れたところにマガモの番がいます。
写真を撮っている間,オスはじっとこちらを警戒していました。メスは頭を水に突っ込んで餌を食べています。
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薄暗い林で空を見上げると,黄色く透き通った葉をつけた木があります。コシアブラかなと思ったのですが,五出複葉ではなく三出複葉です。これは同じウコギ科のタカノツメです。タカノツメの名は冬芽が鷹の爪に似ていることから。
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ヤツデの花。私などはヤツデといえば便所の木と言うイメージがあるのですが,今はインドアグリーンとして見直されているようです。便所のそばに植えられて,冬に地味な花を咲かせ,ハエやアブが受粉を助けるとなると,ぱっとしませんが,そうした先入観を無くせばインドアグリーンとして確かに優れた素質を持っています。
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センダンの木が葉を全部落とし,実だけが残っています。この実は冬の間中くっついています。たくさんなっている実の様子を団子にみたてて「千団」の名が付いたとか。
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