シイの根元でカンゾウタケを採っているときに,唸るような羽音がするので,横を見るとハチの巣がありました。ひっきりなしにハチが出入りしています。
大きく口をあけたエイリアンのような。これはスミレの種です。乾燥すると,三つに割れた殻のそれぞれが狭まって種を遠くへ弾き飛ばします。
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クリの花が満開です。下を通るとむせかえるような臭いがします。長い穂状の花序に付いているのはほとんどが雄花です。雌花は花序の根元に1,2個付いています。この雌花が受粉し栗となります。
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ユウゲショウの花。夕化粧とは何か色っぽい名前です。「夕化粧」という言葉を辞書でひくと「夕方にする化粧」としかでていません。この花を見てどうして夕化粧と名づけたのでしょうか。
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近畿地方が梅雨入りしました。平年より4日遅いそうです。九条山でよく見かけるカタツムリはクチベニマイマイとオオケマイマイです。
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ザクロの花。「紅一点」というのはザクロの花をさしています。王刑公の石榴詩の一節「万緑叢中紅一点」に由来しています。ザクロの花はたくさん咲くのに,どうして「万緑叢中紅一点」なんだろうと思いますが,この詩は春,万緑の中に一輪の紅い花を見つけて春を感じた。一輪の花だからこそ強く春を感じたという,内容の詩だからです。
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ツユクサの花。早朝開花し,お昼ごろには閉じてしまいます。花弁は,青い大きな花弁が2枚だけのように見えますが,もう1枚無色の小さな花弁があります。
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カルガモの親子。動物園南の疎水。人なつっこくて,近寄ると,逆にカルガモの方から近づいてきます。昨日の朝,南禅寺の交差点を親子で渡っていたそうです。
くちばしの先が黄色いのでカルガモ。
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ナツツバキの花。ヤブツバキは常緑樹ですが,ナツツバキは落葉樹です。したがって葉はヤブツバキのように厚ぼったくなく,軽やかです。花はツバキ科の特徴で,そのままぽとりと落ちます。梅雨の雨に濡れて,青々としたコケの上に落ちている白い花は風情があります。
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南禅寺水路閣横のケヤキに何か白いものがついています。近づいてみると,イヌセンボンタケでした。幹に小さな幼菌がたくさん生えています。大きな枝を張り出して,元気そうに見える木なのですが,かなり弱っているのですね。
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ビワの実が熟しています。ビワの実はおいしいのですが,大きな種が欠点ですね。種無しビワがあればいいのにと,誰もが考えると思うのですが。まだ商品化されていないところをみると,今の技術では無理と言うことでしょうか。
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道にノコギリカミキリがひっくり返っていました。触覚がギザギザしているのでノコギリカミキリの名がついています。触覚は他のカミキリムシに比べて短く,もう少し長いほうが格好いいと思うのですが。
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カノコガ。羽の鹿子模様と胴体の二本の黄色い帯が特徴です。羽の白い部分は透けています。ガに見えませんが,これはハチに擬態しているそうです。
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ギボウシの花。名は蕾の形が擬宝珠(ぎぼし)に似ていることから。擬宝珠は橋の欄干についている飾りのことで,その形が宝珠に似ていることから,擬宝珠と呼ばれています。宝珠は如意宝珠ともいい,如意つまり思うままに,欲しいものが手に入るという玉です。炎が燃え上がっている様子をあらわしているので,頭がとがっています。
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湿った地面にホシシャクがとまっていました。白く透き通った羽に,星のような模様があります。シロチョウの仲間のように見えますが,シャクガの仲間です。
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脱皮したてのオニヤンマがいました。ヤゴの抜け殻につかまっています。50メートルほど行くと又同じように脱皮したてのオニヤンマが。兄弟でしょうか。
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ネムノキの花が咲いています。樹上の花は高いところにあって撮れないので,地面に落ちている花を撮りました。花火みたいで美しい花です(この比喩は変ですね。花のような火で花火。その花火のような花?)
長い糸のように見えるのは雄しべです。
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