シュウカイドウの花。「秋海棠」と書きます。秋に咲く海棠の意です。ネットで海棠の花を調べていたら,悲しい歌が載っていました。「消えし児の 還りて咲かむカイドウの花」。広島の原爆にあい,小学校に登校したまま帰ってこなかったお子さんを詠んだ歌とのこと。
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ムクゲの木の下には,葉巻のように花びらを巻いた花がたくさん落ちています。蕾のように見えますが,これはすでに咲いた花です。ムクゲは一日花で,深夜から早朝にかけて花を開き,夕方には閉じてしまいます。閉じるときには花びらをきれいにたたみます。
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オニグルミの実が落ちていました。中の核が,普段見るクルミです。クルミの木肌と,アカメガシワの木肌をよく間違えます。上を見上げて,羽状複葉ならクルミです。
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マンリョウの花。横を通るたびに撮っておこうと思うのですが,いつでも撮れるという気持ちと,あまり美しい花でもないので,ついつい撮りそびれてしまいます。
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ツエタケ。柄は根のように伸びて,埋もれ木などにつながっています。特殊なキノコのようですが,割とよく見ます。虫に食われていることも少なく,おいしいキノコです。
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アブラゼミの羽化。幼虫は泥だらけでした。昨日の台風のせいでしょうか。日本では普通に見られる種類ですが,羽に色がついているセミは,世界的には珍しいとか。
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タマムシの屍骸を拾いました。頭部が無くなり,胴体の中ががらんどうになっています。それでも羽や胴体は金属色に輝き,独特の美しさを失っていません。
昨年は10匹ほどのタマムシを捕まえたのですが,今年はまだ1匹も捕まえていません。
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昨日の夜,カブトムシを採りに行った神社でムササビを見ました。「イタチがいた!」。子供が樹の上を指差すので,懐中電灯で照らすとムササビでした。隣の樹に飛び移り見えなくなりました。
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へクソカズラの花。中心部の紅紫色がヤイト(お灸)のあとのように見えることから,ヤイトバナの別名もあります。毛が密生していて中に入った虫が簡単に出れないようになっています。
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クサギの花がいろんなところで咲いています。クサギは地味な木ですが,花はきれいです。白い花びらと長いオシベが特徴です。秋になる実も,紅色のガクと藍色の球形の実が花のように見えます。
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センニンソウの花。実に仙人の髭のような白い毛があるところから名がついています。葉や茎を切ったときに出る汁が肌につくとかぶれます。草刈の時は要注意です。
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ケンポナシの実。食べられるのは実でなく,茶色い果柄のほうです。果柄がもっと太くなり,熟すと甘い味がするそうです。一度食べたときは,全然甘くありませんでした。実も落ち,冬になり,かなり熟さないと甘くならないそうです。
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神宮道のアオギリの並木にたくさん実がなっています。葉っぱの縁に付いている,この丸い実は正確には実ではなく,種子です。実は,ボート状の葉のようなものが5枚合わさったものが,一つの実ということになります。
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アカイボカサタケ。橙色のきれいなキノコです。傘の中心に小さな乳首状の突起がある,同じような形をしたキノコが3種類あります。赤色のアカイボカサタケ,黄色のキイボカサタケ,白色のシロイボカサタケ。いずれも有毒視されています。
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ヤマボウシの実が赤く熟しました。食べると以外に甘いです。酸味がすくないので,レモンを効かせてジャムにするとおいしそうです。といって,ジャムにしてもあまり食べないのですが。いままで色々な果実でジャムを作りましたが,結局作っただけで満足してしまうところがあります。
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アカヤマドリタケが生えていました。すこし早いようなので,明日採ることにしました。明日まで無事でしょうか。一日でどのくらいの人が傍を通るのかと思うと,今採っておこうかと随分逡巡しましたが,小さな賭けをすることにしました。どうか無事でありますように。
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アカヤマドリタケは無事でした。でも昨日採っておいた方がよかったかも。柄は3本とも虫が食っていました。3本で250グラム。前回のものが1本で350グラムだったので,今回のものは随分小型です。近くでもう1本幼菌を発見。
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オトギリソウ。「弟切草」と書きます。平安時代の鷹匠が,この草が鷹の傷薬になることを他人に漏らした弟を切り殺した,と言う伝説からきています。葉っぱの黒点は飛び散った血潮だとか。止血・傷薬などに薬効があるとされ、民間薬として使われます。
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小さな,変な形をしたキノコが生えていました。傘が小さくて変な形に見えますが,これはキヒダタケでしょうか。キヒダタケはイグチ類で唯一ひだを持つキノコです。
シュウメイギク。秋明菊と書きますが,キクの仲間ではありません。白い花びらのようにみえるものは,花弁ではなく萼が変化したものです。
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家の前にあるコナラがたくさん実を落としています。道に落ちた実を車がつぶしていくので,掃除が大変です。今の時期は成熟した実が落ちるのではなく,2・3個の実が付いた枝先が落ちてきます。
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