あけまして,おめでとうございます。屠蘇は,蘇と称する悪鬼を屠(ほふ)るという意味だとか。屠蘇散の中味は,一般的には,白朮(オケラ),桂心(シナモン),桔梗(き きょう),バッカツ(ユリ根の一種),蜀椒(サンショウ),防風(ボウフウ) などを中心に調合されています。
寒い冬でも,タラヨウは青々とした葉を茂らせています。タラヨウは,葉書の語源ともなったもので,葉の裏に小枝で字を書くと黒く変化します。雌雄異株で,雌株には赤い実がなります。
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今の時期,キノコはほとんど見かけませんが,枯れ木の根元にキノコが出ているのを見つけました。ひだはこげ茶色で,重なった傘に胞子が付いてチョコレート色になっています。センボンイチメガサか,もしかしたらコレラタケかも。
比叡山の中腹に霧がかかっていました。「霧」と「もや」の違いは,大気の混濁度の違いだけです。1キロ以上見通すことができたら,もや。それ以下なら,霧ということになります。
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今日は七草粥を食べる日です。スーパーの七草セットを,そば粥に入れて食べました。これはセットに入っていた,セリ。子供の頃はセリ摘みをしていたのに,今はセリを見分ける自信がありません。1ヶ所に「セリ」合って生えることから「セリ」という,とか。
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昨日の七草セットに入っていた,ナズナ。ペンペングサとも呼ばれる。ペンペングサの名は,果実の形が三味線のバチに似ているためだそうです。ナズナの名は,「撫菜(なでな)」が転じたものとか。ペンペングサは,道端によく生えている草だそうですが,どれがペンペングサか分かりません。今年は,花と実を撮りたいと思います。
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タラヨウを火であぶると黒い模様が浮き出てきます。円紋とか死環とかいいます。子供が喜んで,何度もやっていました。昔はこの模様で占いをしていたので,神社やお寺の周辺にタラヨウが多いのだそうです
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今朝,暗い空に月が残っていました。満月から,すこし欠け始めた今頃の月を,寝待月(ねまちづき)といいます。月が出るのが遅いので,「寝て待つ月」という意味です。出るのが遅ければ,沈むのも遅いので,朝まで残っています。
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ユキヤナギの花が咲いていました。ユキヤナギの名は,垂れ下がった枝に,雪に覆われたように白い花が咲くことから,名づけられています。本来は,春に咲く花です。
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ナツツバキのはぜた実。味のある形をしています。ナツツバキは名前の通り,夏に花が咲きます。ツバキは,木偏に春と書くように,春に花を咲かせます(といっても冬にも咲いていますが。
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山の岩肌を覆ったシダ。シダ類なのに,紅葉しているようです。図鑑で調べたら,すぐに名前が分かるだろうと思っていましたが,なかなか分かりません。シノブの仲間だと,思うのですが。
ソシンロウバイの花が数輪開いていました(ほとんどの花は,まだ蕾です)。私はこの花がロウバイだと思っていましたが,正確には,この花はソシンロウバイ(素心蝋梅)というそうです。ソシンロウバイは,ロウバイの園芸品種で八重咲きです。
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ハハコグサのロゼット。春の七草の一つ,オギョウはハハコグサのことです。今は草もちの材料として,ヨモギを使いますが,ヨモギが使われるようになるまでは,ハハコグサが使われていたそうです。
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ムラサキシキブの実。9月の末に付いた実が,まだ残っています。さすがに,少ししぼんでいますが。別のところで,シロシキブの実も残っていました。
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南禅寺水路閣のツララ。この場所はいつも,漏れた疎水の水がポタリポタリと落ちていますが,それが凍って氷柱になります。昨日,京都新聞にこのツララの記事が載っていたので,みんな折り取られてしまいました。写真は今朝撮ったものです。一晩で30~40センチ伸びています。
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道に落ちていた木の実。ヒノキの実に似ていますが,ヒノキより随分大きいです。一緒に写っている,小さい実がヒノキ。ヒノキの学名Chamaecyparis は「小さいイトスギ」の意だとか。 イトスギにくらべて果実が小さいためだそうです。ということは,この大きな実はイトスギ?
冬枯れの原っぱに,サルトリイバラの赤い実が目立っていました。草が茂っている間は,草にまぎれて目につかなかったものが,今の時期には姿を現します。でも,さすがに実はいたみ始めています。
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