ジンチョウゲの花が咲き始めました。あたりによい香りが漂っています。雌雄異株で雌株には赤い実がなるそうですが,日本ではほとんどが雄株のために,実がなるのは稀だということです。
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シキミの花。どれが花びらで,どれが萼がはっきりしません。シキミは原始的な花の形態を残しています。多数のおしべが螺旋配列し,花弁,萼,苞葉は連続的に変化します。
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今日は桃の節句。桃の花が咲くにはまだ早いですが,旧暦の3月3日は新暦で言うと,(今年の場合)4月21日。その頃はちょうど桃の花が咲く時期になります。このモモの花は,生け花用の花材です。
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スイセンの花。スイセンの名は漢名の「水仙」から来ている。漢名は「仙人は,天にあるを天仙,地にあるを地仙,水にあるを水仙」という中国の古典から来ているとか。水の仙人というイメージは,ナルキッソスの伝説と重なります。
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フキノトウが出ていました。フキノトウはフキの花です。雌雄異株。
朝早くは晴れていたのに,9時頃から雪が降り出しました。一日中,みぞれが降ったりやんだりする,寒い一日でした。
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タラノキ。新芽(タラノメ)は,まだ出ていません。サクラの花が咲く頃に,新芽が出てきます。タラノメは採りたてを天ぷらにするのが定番です。
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オオイヌノフグリの花。明治中期に日本に根付いた帰化植物。在来種のイヌノフグリより花が大きいので,オオイヌノフグリの名が付けられました。大きいといっても,10ミリほどの小さな花ですが。イヌノフグリとは,犬の陰嚢の意味で,実の形から名づけられました。
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タンポポが咲いていました。総苞外片が反り返っているので,セイヨウタンポポです。この2,3日暖かい日が続いています。昨日は,キチョウとウラギンシジミが飛んでいました。
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道にアケビコノハがつぶされていました。前翅は木の葉そっくり,後翅はあざやかな黄色です。見つけたときは何か分からなかったので,とりあえず写真を1枚だけ撮って帰りました。アケビコノハだと分かったので,もう一度その場所へ行ってみましたが,もう無くなっていました。
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ヒサカキの花が咲いています。春になると,九条山一帯に変な臭いがします。その原因はこの花のようです。ヒサカキの花の臭いについては,ガスのような臭いとよく書いてありますが,我が家ではタクアンのような臭いと言っています。
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ショカツサイの花が咲いていました。「諸葛菜」の名は,諸葛孔明が戦の先々でこの植物の種をまかせていた,という伝説に由来します。アブラナ科なので,葉は菜の花に似ています。花の形も十字形です。
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ヒサカキの花には,赤い花と白い花があります。雌雄異株なので,雌花と雄花の違いかなと思いましたが,違いました。この赤い花も,前の白い花も雄花です。
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スミレの花。日本産のスミレは約100種類あるとか。これはタチツボスミレ。花びらは薄い紫色です。
ここ数日暖かい日が続いています。朝,ウグイスの声を聞きました。妻によると,数日前から鳴いているそうです。
モクレンの花がもうすぐ咲きそうです。モクレンとはシモクレンをさし,白い花のものはハクモクレンといいます。モクレンの名は漢名の木蓮からきているそうです。木の蓮の意だとすれば,ハクモクレンの方が蓮の花のイメージに近いと思うのですが。
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アミガサタケが出ていました。毎年同じ場所に出てきます。公園とかにも生えているそうなので,さがせばもっと見つかると思うのです,この場所以外で見たことがまだありません。キノコらしくない姿をしていますが,おいしいキノコです。
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ムラサキケマンの花穂が出ていました。付近にはムラサキケマンがたくさんあったのですが,この茎にだけ花がついていました。一つ一つの花を見ると,くちびる状の花びらや,後ろに突き出している距などスミレの花に似ています。
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ヒサカキの雌花。雄しべがなく,1本の雌しべだけがあります。花柱は3つに分かれています。
ヒサカキは雌雄異株とばかり思っていましたが,両性花をつけるものもあるそうです。
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ヒサカキの両性花。雌しべのまわりに5本の雄しべがあります。ヒサカキは単性花と両性花とどちらも咲きますが,多くの植物は両性花です。両性花の種と単性花の種を比べると,単性花の方が進化した形といえます。単性花には,雌しべや雄しべのなごりが残っていることがあり,単性花は両性花が変化してできたものと考えられるからです。
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ハコベ(ハコベラ)の花。春の七草の一つです。白い花びらは10枚あるように見えますが,実際は5枚。1枚の花びらが深く切れ込んでいるので,2枚に見えています。別名「アサシラゲ」。これは「朝開け」の意で,朝の日の光を受けて盛んに花を開くことから来ています。
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ミツマタの花。「和紙の原料となるコウゾ,ミツマタ・・・」のミツマタの花です。白い筒状の花びらに見えるものは,がくです。ジンチョウゲ科なのでジンチョウゲの花と似ています。ジンチョウゲも花びらに見えるものは,がくですね。
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レンギョウ。名前は漢名の連翹からきています。翹は「鳥の尾の,長くつったった毛」と辞書にあります。枝に花が並んで咲く様子を,鳥が並んで羽を広げている様子に例えたもののようです。しかし,牧野植物図鑑では,漢名の「連翹はトモエソウの名であり本種ではない」とあります。
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ホトケノザ。名前は,茎を包み込む葉を,仏の蓮華座にみたてたもの。春の七草にあるホトケノザとは別ものです。昔のホトケノザは,今のタビラコのこと。本種は食べられません。
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岡崎周辺のソメイヨシノが,朝方はちらほら咲きだったのに,昼間の暖かさで,一気に開花しました。京都の開花宣言は,すでに3月24日に出ています。開花宣言は平年より7日,昨年より4日早かったそうです。
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ノボロギク。なんとも情けない名前です。ボロギク(サワギク)に似て野に咲くことから名づけられたとか。ヒトリシズカやシオンといった優雅な名前をつけてもらえるものもあるのに,不公平ですね。イヌノフグリよりまし?
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ミチタネツケバナ。タネツケバナと似ていますが,タネツケバナが湿地に育つのに対し,本種は乾燥したところに育ちます。ヨーロッパ原産で,1990年代に確認されて以降,急速に分布を広げているそうです。タネツケバナは「種付け花」ではなく「種漬花」。米の種籾を水に浸す時期に,花が咲くことから。
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