ジョウビタキ。羽に白い模様があるので,家紋にたとえて「紋付き鳥」ともいいます。「ヒタキ」の名前の由来は,「ヒッヒッ」とか「カッカッ」という鳴き声が火打石をたたく音に似ているためということです。「ジョウ」の方の由来は,いつも紋付を着ているので上品な鳥と言う意味だとか。「ジョウ」は頭が銀髪なので,翁の意味だと言う説もあります。
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ヒドリガモ。緋鳥鴨と書きます。頭が緋色をしていることに由来します。赤頭(あかがしら)の別名もあるそうです。「緋色の鳥」といえば格好いいですが,いつも眠たそうな目をしている,目立たない鴨というイメージです。
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ソシンロウバイの中心。図鑑には「おしべは5~6個,やくは外向きである。めしべは多数」とあるのですが,写真ではよく分かりません。分解してみればよかったなと思っています。ソシンとは「素心」で,普通のロウバイは花の中心が暗紫色をしているの対し,中心も花弁と同じ黄色で,何も色がついていないという意味です。
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昨日のソシンロウバイの花を分解して雄しべを確認しました。8本ありました。ロウバイの雄しべは元々8本で,普通は5~6本のことが多いそうです。葯に縦の筋が入っているので,写真で見ると紛らわしくて数が分かりませんでした。今日の写真は,同じ木に付いていた実。 といっても,これは偽果で中に入っている豆のようなものが,ほんとうの実です。
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台所の隅にいたダンゴムシ。子供が見つけてきました。冬眠中?じっと動きません。ダンゴムシは昔から日本にいるようですが,現在よく見られるオカダンゴムシは明治期以降に外国からやってきた帰化動物です。江戸時代以前にはダンゴムシに関する記録はないそうです。日本固有種のダンゴムシはセグロコシビロダンゴムシで森林の落ち葉の下などにいます。
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イカル。群れで地面に下りて,落ちているカエデの実をついばんでいました。イカルは太くて黄色いくちばしが特徴です。この強力なくちばしで,堅い木の実を割って食べます。群れでエノキの実を食べているときには,パチパチとかなり大きな音がします。
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エノキに生えていたエノキタケ。高いところに生えているので,採ることができませんでした。木全体は元気なのですが,エノキタケが生えている枝は枯れかかっていました。栽培品のエノキと野生のエノキは,姿が随分違いますね。
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シジュウカラ。 小さな群れで木から木へ移動していました。4年ほど前,ベランダの巣箱に,シジュウカラが巣をつくったことがあります。その時はまだ,このホームページを立ち上げていなかったので,今だったらいい観察日記になったのにと,残念に思うことがあります。
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ヤブツバキが咲いていました。「赤い椿白い椿と咲きにけり」という句を思い出したので調べてみると,本当は「赤い椿白い椿と落ちにけり」でした。河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)の代表作です。「椿」の字は日本でつくられた字で,万葉集に初めて出てきます。古事記では「都婆岐」と表記されているそうです。(「椿」は中国ではセンダン科のチャンチンのことを指すという説明もあります。ということは国字ではないのかな?)
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動物園南の疎水で和むカワウ。いつもはすぐに飛び立って逃げるのですが,今日はみんなお尻を向けていたので,気づかずに和んでいました。この場所で見るカワウが増えてきています。去年までは,たまに見かけるだけだったのですが,今日は9羽いました。1週間ほど前には19羽も集まっていました。増えすぎるのも心配です。
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美術館の裏庭にいたツグミ。数歩歩いて立ち止まり,数歩歩いて立ち止まるという動作を繰り返していました。図鑑を見てもそう書いてあるので,これは習性なのでしょうね。
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マユ?ツツジの枝にくっついていました。昨日は一日中,雨が降っていました。気温が低かったら雪になっていたでしょうが,昨日の最低気温は5.5度。今日の最低気温は7.9度でした。このまま暖かくなってくれるのでしょうか。明日は24節気の「雨水」。雪が雨となり氷が水となる日です。
朝7:07,岡崎から見た東山。まだ太陽は顔をのぞかせていません。今日の京都の日の出時刻は6:40となっていますが,これは水平線上の時刻です。
日の出時刻を調べていて気づいたのですが,日の出が一番遅いのは冬至の日ではないのですね。冬至の日の日の出時刻は7:01。一番遅いのは,1月7日前後の7:06でした。冬至の日より日の出時刻が早くなるのは,1月以上経ってからになります。
瓢亭近くの生垣に,アセビの花が咲いていました。一昨日の京都新聞に「ポカポカ 雨水 春へアセビ咲く 京の気温3月並み 」 と広隆寺のアセビが咲き始めたという記事が載っていました。
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もう,シロツメクサ(クローバー)の花が咲いていました。ここ数日,暖かい日が続いていたせいでしょうか。でも今朝は久々に冷え込みました。最低気温は-1.4度。たまり水に氷が張っていました。寒い方が,ジョギングするには気持ちよいですが。
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幹をつつく音がするので上を見たら,コゲラがいました。穴にくちばしを差し込んで,虫を引っ張り出しています。コゲラは日本で一番小さなキツツキの仲間。ギィーと小さな声で鳴きます。キツツキというと特殊な鳥のようですが,一度鳴き声を覚えると,意外と身近にいることに気づきます。
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いつもは流量の多い川ですが,今日は川底が見えていました。コサギが石の隙間に残った魚を探しています。1年前にも,この時期に流量が減っていました。その時には,ブルーギルやブラックバスが干上がった川底にたくさん取り残されていたのですが,今回はまったく見当たりません。
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クスノキの枯れた枝が落ち,破片が散らばっていました。その傍に大きな黒い虫が転がっていました。クモかなと思ったのですが,よく見るとクマバチです。脚をかすかに動かしています。枯れ枝の中で冬眠中に枝が落ちたようです。
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岡崎に新しく建てられたマンションには,まわりに野草が植えられています。園芸種でなくて野草を植えると言うのも,品があってなかなか良いものです。盗られたりしないのかなと心配ですが,今のところ大丈夫なようです。写真はそこに咲いていた花です。ツタバウンランかなと思ったのですが違いました。名前がわかりません。
毎朝ジョギングで横を通る家の前に,たくさんの人だかりが。みんな門に向けてテレビカメラを向けています。門の前には警察官が数名。横目で見ながら通り過ぎましたが,やはり気になります。殺人事件?強盗?早々にジョギングを切り上げ,野次馬しました。新聞を見て何だったのか分かりました。詐欺事件で持ち主が逮捕されたとか。(以上,まったく自然観察とは関係ない話でした。)