アカタテハが蛹になりました。葉っぱに隠れているので,他に何匹いるのかよく分かりません。数えてみました。蛹が2頭。終齢幼虫が1匹。2齢幼虫が1匹。
トウヨウモンカゲロウ? 塀にとまっていました。カゲロウのなかまは,現在生きている昆虫の中で,最も起源の古いグループとされています。幼虫,亜成虫,成虫という特殊な変態をします。
何故こんなところに。歩道の上に,孵化したての雛が1頭いました。元気に動き回っているのですが,どこからやってきたものやら。赤裸なので,シジュウカラかなにかスズメ目の雛でしょうか?
ノビルの花。清楚できれいな花です。ユリ科であることが,うなずけます。ユリネをはじめ, タマネギ,ニラ,ニンニクとユリ科の植物はみな鱗茎を食用にします。ノビルの鱗茎もまた食用になります。子どもの頃はよく,ノビルのぬた和えが食膳に出ていたものですが,今はわざわざノビルを採る人も少なくなりました。
ミドリヒョウモンが羽化しました。蛹化して14日目です。羽化しそうだったので,昨夜からカメラを準備していたのですが,朝6時に起きてみるとすでに蛹から出ていました。指に乗せると,お尻から赤茶色の液体を出しました。羽化したチョウは,羽が伸びきると余分な余分な体液をお尻から出します。これを蛹便(ようべん)といいます。
図鑑で見ると「カギシロスジアオシャク」かなと思ったのですが,少し違うようです。アオシャクのなかまであることは確かなのですが。ネットで色々と探した結果,「コシロスジアオシャク」のようです。
朝,外に出ると道の真ん中に小さなカエルがいました。ニホンアカガエル? 初めは逃げないように遠くからカメラを向けていましたが,全然動かないので,最後にはカメラが触れるぐらいまで近づいて撮りました。散歩から戻ってくるとき,ひょっとしたら車に引かれているかも知れないと心配したのですが,大丈夫だったようです。
テングチョウが羽化しました。昨日,蛹が黒く変色していたので,今朝はカメラを準備して待っていました。蛹が割れて頭が見えたかと思うと,あっという間に成虫が外に出てきました。羽はしわくちゃですが,アゲハチョウなどの大型のチョウと違い,羽が伸びるのも早く感じます。アゲハチョウなどは羽が伸びるのに10分以上はかかりますが,2~3分で拡がりました。この写真は羽化して3分ほどたった後の写真です。
ナズナの葉を食べる真っ黒な幼虫。チョウの幼虫かなと,ナズナの根っこごと引き抜いてきました。でも家でよく見ると,胴体に斑点が並んでいます。どうもこれはハバチの幼虫のようです。(情けないことに,去年の日記を見ると,6月19日に同じ事を書いていました。)
朝,ツバメが巣作りをしていました。 雄と雌がひっきりなしに材料を運んでいます。昨日の朝は気づかなかったので,昨日の日中から作り始めたようです。
毎日この家の前を通ります。門の脇にある植え込みがよく手入れされ,品のよい趣があります。つくばいの脇にギボウシの花が咲いていました。
昨日の家の前を通ると,今日はつくばいにテッセンが浮かんでいました。ぽとりと落ちたもののように見えますが,生けてあるものでした。そういえば以前,このつくばいにウメの実が数個浮かんでいたことがあります。その時は,傍にあるウメの木から落ちたものかなと思っていたのですが,違ったようです。この家には風流人がお住まいのようです。
家の前の藪にチュウガタコガネグモがいました。 コガネグモに似ていますが模様が違います。コガネグモの仲間は,コガネグモ→チュウガタコガネグモ→コガタコガネグモの順に体が小さくなってゆきます。
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エノキの葉でオトシブミが揺籃を作っていました。枝を切って室内で観察しました。こぶがあるので「コブオトシブミ」かと思ったのですが,コブオトシブミの食草はイラクサ科の植物です。エノキを食草とし,こぶがあるオトシブミのなかまは,「ヒメゴマダラオトシブミ」のようです。
気になるのは揺籃の外側にくっ付いている卵です。揺籃をほどいてみると,中に黄色い卵がちゃんと2個入っていました。このオトシブミが生みつけたものではないということは,一体何の卵でしょうか。
ネムノキの花が落ちていました。毎年この時期になると,ネムノキの樹下に花がたくさん落ちています。普通,受精した花は子房を残して不要となった花弁だけを落とすと思うのですが,落ちているのは子房も含む花全体です。これでは結実できないと思うのですが。秋になるとちゃんとマメ科特有のサヤに入った実がなっているところを見ると,結実数を自ら調整しているのでしょうか。
南禅寺の水路脇で羽化したてのオニヤンマを見つけました。朝6時42分。まだ体全体が薄い色をしています。オニヤンマはやはり大きいですね。つい見ほれてしまいました。採りたくなりますが,この状態の時に触ると飛べなくなってしまいます。3年前にも同じ場所で羽化したてのオニヤンマを見ています。不思議なことに同じ6月28日でした。
1匹だけでクズの葉の上にいた挙動不審のアリ。よく見ると足が8本あります。これはアリではなくて,アリに良く似たクモ,アリグモです。上あごが小さいので雌。雄は大きな上あごを持っています。
ベニシジミ。 春型はオレンジ色が鮮やかで,夏型は黒っぽくなります。今の時期はどちらでしょうか。春型に比べて,黒い斑点がかなり大きくなっているような気がします。