家の前で子どもが捕らえたクロコノマチョウ。片方の羽は大きく欠けています。4時ごろから日没にかけて活発に活動すると書いてありましたが,飛んでいたのは確かに5時ごろのことでした。
チュウガタコガネグモ。コガネグモに似ていますが,模様が少し違います。名前が分からなくて,色々と調べていたのですが,前にも一度この日記に書いたことがあるのを思い出しました。情けないですね。
キイロスズメバチが他のハチを襲っていました。 襲われているのは,ホソアシナガバチでしょうか。 最初,道の上で絡み合っていたのですが,じっと見ていると餌をくわえて近くの茂みへ運んでゆきました。追いかけて撮っていると,カチカチという音が。餌を噛み砕いている音だと思っていましたが,今考えると,威嚇音だったのかもしれません。(^_^.)
白川にかかる橋の上にいた大きなカエル。トノサマガエルほどの大きさがあります。シュレーゲルアオガエルにしては大きいような気がするのですが。モリアオガエル? この後,ふっといなくなっていました。水面へダイビングしたようです。水面からは相当な高さなのですが。
カラムシの雌花と雄花。茎の上方に雌花の穂(上の写真),下方に雄花の穂(下の写真)をつけます。
『雄花は黄白色でがく片4個,つき出したおしべが4個ある。雌花は淡緑色で小球状に集まり,それぞれ筒形のがくにつつまれ,花柱が1個ある。』牧野新日本植物図鑑
家の前の道がイノシシに掘り返されていました。これほどひどい荒らされ方は初めてです。イノシシは雨の降る夜によくでるようです。土が軟らかくなって掘り返しやすくなるからでしょうか?
朝見るとツマグロヒョウモンが前蛹になっていました。蛹化するところを撮ろうとカメラを構えて待っていたのですが,結局夕方になっても蛹化しませんでした。蛹化は1分ほどで終わってしまうので,その瞬間を撮るには根気がいります。
ツマグロヒョウモンが羽化しそうなので,朝早くからカメラをセットしてずっと待っているのですが,夕方6時を過ぎてもまだ羽化しません。蛹化してから10日以上たっています。2日前から表面の色が黒くなってきだしていたので,もうそろそろだと思うのですが。羽化は明日になるかもしれません。こちらの都合にはなかなか合わせてくれないものです。明日だと撮影ができません。
ヌスビトハギの実。 牧野新日本植物図鑑には『盗人萩。泥棒が室内に侵入する時,足音のしないように,足の裏の外側を使って歩くその足跡に,豆果の形が似ているというのでこの名がついた』とあります。
盗人の足跡というのは,つま先立った足跡だと思っていましたが,これによると「足の裏の外側」の足跡だということです。
アキニレの花。牧野新日本植物図鑑によると『アキニレは秋に花や実がつくからで,一名イシゲヤキは樹の様子がケヤキのようで材質が硬いから,また,一名カワラゲヤキは川原にはえるからである。』とあります。 またニレについては『ニレとは滑れ(ヌレ)の意味で皮をはがすとぬるぬるするからである。古名をヤニレというがこれは脂滑すなわちヤニヌレの略だといわれる。樹皮の下の汁が粘滑だからである。』
イタドリの雄花。 雌雄異株。牧野新日本植物図鑑によると『痛み取りの薬効があるからイタドリ(疼取)というが,はたして本当かどうか分からない。別名タンジ,サイタナ,古名をタジイ,サイタズマという。』
ミズヒキの花と実。
牧野新日本植物図鑑によると『がくは4裂し,裂片は卵形で,先はやや鋭く,長さ2~3mmぐらいである。花弁は無い。』。
花びらのように見えているのは,がくなのですね。
『そう果は卵形でレンズ状にふくらみ,そう果と同じ長さの宿存がくにつつまれ,長さは2.5mmぐらいである。花柱は花の後も残って宿存がくからとび出し,先端がかぎ状に下方に曲がっている。』
実からとび出している花柱(雌しべ)はそのまま残り,成熟すると,この鉤で動物の体にくっつき付着散布されます。
塀にとまっていたサトクダマキモドキ。クツワムシに似ています。似ているはずですね,クダマキとは,クツワムシのことをいうそうです。クダマキに似ているからクダマキモドキ。サトは里で,里に棲んでいるから。山に棲んでいるヤマクダマキモドキもいます。ちなみにクダマキとは管巻で,鳴き声が糸車を操る音に似ているからだそうです。