目の前の歩道の上を何か小さなものが飛び跳ねながら動いていました。カエルかなと思ったのですが,止まったところをよく見ると,ドングリでした。アラカシです。アラカシは関西以西の生垣によく植栽されています。東日本では,アラカシではなくシラカシがよく使われています。
ケンポナシの小枝が落ちていました。甘い臭いがしています。くねくねと曲がった肉質の花序の枝は,甘みがあって食べられます。噛むと黒砂糖のような濃い味がします。核果はその先についている球形の部分です(赤丸の部分)。この核果の種子はすべてはじけ飛んでいて,空でした。
花は7月頃に咲くそうですが,まだ見たことがありません。実を見る度に,今度は花を撮ろうと思うのですが,花の時期になると忘れてしまっています。
街灯にとまるハシボソガラス。朝6時39分。空は明るいものの,日はまだ上がっておらず,街灯には灯がともっています。今日の日の出は6時49分,最低気温は1.8℃でした。
このカラスではないのですが,両翼に白い筋模様の入ったカラスを見ました。部分白化個体のようです。チャンスがあれば写真に撮りたいと思います。
タグ: | ハシボソガラス
今朝の最低気温0.6℃。霜が降りていました。
京都新聞夕刊の記事
「5日朝の京都は最低気温が0.6度まで下がり,前日に続いての冷え込みに初氷も観測された。
京都地方気象台によると,上空の寒気と快晴による放射冷却現象で朝の気温が低下。午前7時すぎに平年(4.0度)を大きく下回る1月下旬並みの最低気温となり,今冬一番の寒さとなった。」
植え込みの中に潜むメジロ。数羽で群れをつくり,木から木へ移動していました。
「目白押し」という言葉は,メジロが群れで眠るとき,ぎゅうぎゅうにくっ付きあって枝に止まる様子から生まれたそうです。何となく想像できますね。
ドウダンツツジの紅葉。昨日一日降り続いていた雨で,南禅寺のカエデの紅葉は大分散りました。ドウダンツツジも散り始めています。
牧野新日本植物図鑑によると「ドウダンツツジは灯台ツツジの意味で,分枝の形が結び灯台の脚に似ていることに由来したものである。」
動物園東のクロマツ並木の1本が伐られていました。枯れたようです。クロマツの寿命は200年~300年といわれているので,松くい虫の被害でしょうか。昔の街道にマツ並木というのは定番ですが,現代の道路にはマツの街路樹というのはやはり無理なのでしょうか。
生垣のサザンカに花が咲いています。地面には散った花びらが落ちています。ツバキが花ごとポトリと落ちるのに対して,サザンカは花びらが一枚ずつ落ちます。
名前について牧野新日本図鑑では次のように書いてあります。「多分山茶花から変わったものであろう。しかし山茶花と書いてこれをサザンカと読むのはよくない。山茶花は元来ツバキの名前である。」
一昨日,昨日と雨続きです。今日も朝のうちは大丈夫でしたが,午後からまた雨が降り出しました。
ジョロウグモの雌。12月に入りジョロウグモの成虫を見かけることも少なくなりましたが,まだ所々の網にいます。
クリスマス用フラワーアレンジに使うスターアニス。中華料理などの香辛料としても使われます。名前のとおり星型をしています。八角,八角茴香(はっかくういきょう),大茴香(だいういきょう)などとも呼ばれます。シキミと同じ仲間で,トウシキミの別名もあります。シキミの実の方には猛毒の成分アニサチンが含まれているため,食用にはなりません。
雨がよく降ります。昨日の朝は雨が降っていたため散歩に出れず,今朝も散歩の途中で雨がポツリポツリと降りだしました。
今朝の最低気温2.8度。それほど寒くは感じないのですが,大文字山の頂上付近には雪が積もっていました。比叡山は雲がかかっていてよく見えません。
今朝の京都新聞によると,「今月7日~13日の1週間でみると,近畿から九州にかけての太平洋側や四国の大部分で降水量が平年の3倍以上だった。」そうです。
頭上でパチパチと騒々しい音がするので見上げると,たくさんのイカルがエノキの実を啄ばんでいました。イカルは京都では留鳥で京都御所でも繁殖しているそうです。でも,夏にはあまり見かけないよう気がします。木々に葉が生い茂っているので目に付きにくいだけなのでしょうか。
何を思うのか,屋根の上で遠くを見つめているアオサギ。前向きなのか後ろ向きなのか分かりにくいですが,後姿です。頭の黒い飾り羽がべん髪のように見えます。
今日は冬至。そんに急激に日が短くなるはずはないのですが,昨日より日が昇るのが随分遅く感じられました。いつもより少し早く家を出たせいかもしれません。
家の前の道に枯葉がたくさん舞い降りてきます。コナラはまだたくさん葉をつけています。
アオサギ。名前についている「アオ」とは古語では灰色のことです。「青し」は黒や白より淡いこと,「淡し」が語源だといわれています。英語でもGrey Heron(灰色サギ)といいます。
ヤブサンザシの実。一月前にはプチプチのおいしそうな実(食べられません)でしたが,かなりしぼみんでいます。サンザシに似た実がつくのでヤブサンザシの名が付いています。
アオサギがじっと魚を狙っています。魚を捕まえたところを撮ろうと,こちらもじっと待っていたのですが,アオサギはすっと力を抜いて歩き出しました。獲物に逃げられたようです。
アオサギは大きな魚を取るときには,銛で突くように嘴を突き刺します。そのあと陸に上がり丸呑みします。
朝,玄関の戸を開けるとき雪景色を期待していたのですが,いつもの景色なので拍子抜けしました。昨日の天気予報では雪となっていたからです。しかし明るくなりだした7時頃に,天気予報どおり,雪が降り出しました。初雪です。その後,昼過ぎまで降ったり止んだりを繰り返していました。
子どもの呼ぶ声に外に出ると,屋根の上に7,8頭のサルの群れがいました。 今年は家のまわりに,よくサルが現れました。この2,3年,サルが出現する回数が増えてきています。イノシシとサル,それにイタチが目下のところ町内の3大害獣といったところでしょうか。クマが出ないだけまし?