オオバナミズキンバイの過去投稿を一つにまとめました。
2026年6月20日
碧雲荘南の水路にオオバナミズキンバイの花が咲いていました。
この場所でオオバナミズキンバイが定着しているのを見るのは初めてです。
ワンドのような流れの緩やかな場所を好むはずなのに、こんな流れの速いところにも生えているとは。


オオバナミズキンバイは琵琶湖で異常繁茂したことをきっかけに、2014年に特定外来生物に指定されてています。
この水路の水は疎水分線から来ているので、琵琶湖由来なのは確かです。


きれいな花なので摘み取って飾りたい気もするのですが、特定外来生物なので「飼育、栽培、保管及び運搬」は原則禁止されています。


2022年7月9日
疎水にオオバナミズキンバイが咲いていました。特定外来生物に指定されているため毎年除去されるのですが,夏になるとまた花が咲いています。相当にしつこいですね。

2021年8月22日
(22)ヒシとオオバナミズキンバイがせめぎ合いながら水面に繁茂しています。写真の細い葉の方がオオバナミズキンバイ,まるみのある葉がヒシです。どちらが勝つかというと,たぶん特定外来生物に指定されているオオバナミズキンバイの方だと思います。(岡崎)

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[写真22]ヒシとオオバナミズキンバイ
2021年7月29日
(39)動物園南の疎水に生えているオオバナミズキンバイは大繁殖はしていないものの,今までに咲いていた場所から少し離れたところでも小さな群落ができています。
■オオバナミズキンバイについて→2016年8月19日

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[写真39]オオバナミズキンバイ
2020年7月26日
(23)南禅寺船溜まりに生えていたオオバナミズキンバイ(特定外来生物)が刈り取られていた。しかし,一部が残り黄色い花を咲かせている。

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[写真23]疎水
2020年6月10日
(23)南禅寺船溜まりに今年もオオミズキンバイ(特定外来生物)が花を咲かせている。冬の間,除草されていたのでもう発生しないかと思っていたが,やはり駆逐しきれないようだ。
■オオバナミズキンバイについて→2017年7月24日

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[写真23]オオバナミズキンバイ
2019年8月18日
(20)南禅寺船溜まりの水面にひろがったヒシの葉。オオバナミズキンバイが除草された後が,丸くあいている。

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[写真20]疏水
2019年7月3日
(6)南禅寺船溜まりに繁茂していた,外来種のオオバナミズキンバイが除去されていた。
先月の状況→2019年6月8日

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[写真6]疏水
2019年6月8日
(10)~(11)今年もヒシが繁茂してきたと思ったら,写真をよく見ると特定外来生物のオオバナミズキンバイだった。(疎水)
オオバナミズキンバイについて→2017年7月24日
2019年5月25日
(40)インクライン蹴上船溜まりの西端。ここ数年,オオバナミズキンバイが繁茂している場所。今年も,茎が伸びだしている。毎年,冬に完全除去されるのに,なぜ生えてくる。
・オオバナミズキンバイについて→2017年7月24日

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[写真40]インクライン
2019年2月5日
(7)南禅寺船溜まりのオオバナミズキンバイ。枯れている。(岡崎)

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[写真7]枯れたオオバナミズキンバイ
2018年12月18日
(14)インクライン周辺が除草されていた。外来種のオオバナミズキンバイも刈り取られていた。
オオバナミズキンバイについて→2017年7月24日

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[写真14]インクライン
2018年11月20日
(33)動物園南の疎水。ヒシの葉は枯れて姿を消している。水中の緑色の葉は,オオバナミズキンバイ。

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[写真33]疎水
2018年10月16日
(32)岡崎の疎水に繁茂しはじめた,オオバナミズキンバイ(特定外来生物)。水中で,ライナーを四方に出しているのがわかる。(岡崎)
オオバナミズキンバイについて→2016年8月19日

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[写真32]オオバナミズキンバイ
2018年9月28日
(45)インクラインに生えてる特定外来生物のオオバナミズキンバイ。一部の茎葉が枯れはじめている。冬には枯れてしまうようだ。(インクライン)
・オオバナミズキンバイについて→2017年7月24日

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[写真45]オオバナミズキンバイが枯れていた
2018年8月9日
(11)動物園南の疎水。外来種のオオバナミズキンバイがひろがり,ヒシの生息域が減っている。
・ヒシについて→2015年9月26日
・オオバナミズキンバイについて→2017年7月24日

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[写真11]ヒシとオオバナミズキンバイ
2018年7月22日
・今年は発生しないだろうと思っていたオオバナミズキンバイが,また花を咲かせていた。(インクライン)

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[写真19]オオバナミズキンバイ
2018年6月21日
■今年も,インクラインにオオバナミズキンバイが発生した。まだ花は咲いていない。
オオバナミズキンバイについて→2017年7月24日

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[写真42]オオバナミズキンバイ
2017年12月5日
・インクラインのオオバナミズキンバイの様子。もうすぐ,第1疎水の水が止められ,周辺の清掃が行われる。オオバナミズキンバイも完全に除去されるのだが,昨年も除去されたにも関わらず,今年再び繁茂していた。(インクライン)

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[写真5]インクライン
2017年8月30日
・群生したオオバナミズキンバイの様子。(インクライン)

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[写真30]オオバナミズキンバイ
2017年7月24日

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[写真1]2017/7/22
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[写真2]2017/7/24
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[写真3]2017/7/23
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[写真4]2016/12/22
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[写真5]2017/2/2
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[写真6]2017/7/22
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[写真7]2017/7/22
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[写真8]2017/7/24
今年は発生しないだろうと思っていたオオバナミズキンバイが,また花を咲かせていました。
この場所は,毎年冬の間,水がなくなり除草清掃されるので,昨年の個体は完全に除去されているはずです。
今回繁茂している個体は,新たに琵琶湖から運ばれてきたものとしか考えられません。
[写真4]は昨年12月下旬に,琵琶第1疏水の水が停止された時の様子。(2016/12/22)
[写真5]は今年2月上旬に,清掃作業が実施された後の様子。(2017/2/2)
オオバナミズキンバイは,琵琶湖で大量に繁茂し問題となっている水草です。
他水域への拡散を防止するため,2014年に特定外来生物に指定されています。
昨年8月に,この場所で花を咲かせているのを見つけ,記事にしています。(→2016年8月19日)
記事を書いた後,京都府下での初記録ではないかということで,数件連絡をいただきました。
その後,事態は悪化しているようです。
先月の京都新聞(2017年06月16日)に,次のような記事が載っていました。
琵琶湖の外来水草、京都に拡大 鴨川や宇治川で確認
琵琶湖に大量繁茂する特定外来生物の水草オオバナミズキンバイが、宇治川や琵琶湖疏水を経て京都府宇治市や京都市でも確認されたことが、15日に滋賀県が開いた琵琶湖外来水生植物対策協議会で報告された。オオバナミズキンバイはちぎれた茎からも増える強い増殖力があり、県は琵琶湖から流れ出た茎などから分布が拡大したとみている。
7日に県職員らが大津市の瀬田川洗堰下流の瀬田川・宇治川と、琵琶湖疏水が注ぐ鴨川のうち京都市南部を目視で調査した。瀬田川では洗堰下流側すぐの地点(大津市南郷)と、大石川との合流点(同市大石淀)、宇治川では関西電力宇治発電所の排水路(宇治市宇治山田)で生育を確認した。鴨川ではくいな橋の下流側(京都市伏見区竹田流池町)でも見つけた。
川は水位や水流の変動があるため大増殖する可能性は小さいとみられるが、「いずれも琵琶湖から定着したと推察される。増殖力の強さから、予断を許す状況にはない」(県自然環境保全課)とみる。
一方、琵琶湖のオオバナミズキンバイの生育面積は2015年度の約20万平方メートルから、16年度は約13万平方メートルに減少した。16年度は前年度の6倍を超す3億3千万円あまりをかけ、官民で除去と除去後の監視を強化したことが生育面積の縮小につながったという。
同課は「琵琶湖下流の状況については、国土交通省や京都府、環境省に情報提供して注意喚起したい。県としては琵琶湖や湖に注ぐ河川、内湖の除去対策に一層力を入れる」としている。
2017年2月2日
・インクラインの頂上部がきれいに清掃されていた。夏に生えていた外来種のオオバナミズキンバイもきれいになくなっている。〔インクライン〕[写真14]

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[写真14]2/2 インクライン
2016年12月22日
・第1疏水の水の流れが止まった。外来植物のオオバナミズキンバイも除草されていた。〔インクライン〕[写真7]

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[写真7]12/22 インクライン
2016年12月2日
・獲物を狙って,動きを止めるアオサギ。まわりに生えているのは,オオバナミズキンバイ。〔インクライン〕[写真3]

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[写真3]12/3 アオサギ
2016年10月12日
・インクライン付近が除草されていた。オオバナミズキンバイは,水につかった部分が残っている。〔インクライン〕[写真6]

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[写真6]10/12除草後のインクライン
2016年9月22日

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[写真7]9/22 アオサギ
2016年8月19日

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[写真1]2016/8/9
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[写真2]2016/8/16
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[写真3]2016/4/6
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[写真4]
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[写真5]
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[写真6]
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[写真7]
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[写真8]
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[写真9]
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[写真10]
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[写真11]
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[写真12]
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[写真13]
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[写真14]腺体
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[写真15]
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[写真16]
見慣れない黄色い花が群生していました。
蹴上舟溜まりから,インクラインの線路が地上へとせりあがってくる水際,流れから逸れてワンドのように水流が停滞している箇所です。[写真2]
こんな花が咲いていたのは初めてです。
[写真3]は,同じ場所の4月の状況。
影も形もなかったものが,4か月でこれほど繁茂するとはすごい繁殖力です。
ネットで調べてみると,名前は「オオバナミズキンバイ」。
琵琶湖で大繁殖して問題になっているそうです。
外来種に関する本を色々見たのですが,定着確認から10年もたっていないため,一般的な書籍にはまだ掲載されていませんでした。
2014年に特定外来生物に指定された時の,環境省の資料(→ルドウィジア・グランディフロラ(Ludwigia grandiflora )に関する情報(案))によると,Ludwigia grandifloraはアカバナ科チョウジタデ属の水生の多年草。
北米南部から南米が原産地で,茎の断片からも発根し,繁殖力が非常に旺盛。
ヨーロッパやアメリカでは,厚く繁茂した茎により,船の航行障害,水中の溶存酸素減少による魚の死滅などが発生し,侵略的な外来生物とされています。
日本では,2007年8月に兵庫県加西市玉野町のため池(逆池)で初めて定着が確認されています。
琵琶湖では2009年12月に南湖の赤野井湾で約142㎡の生息が確認され,3年後の2012年12月には約160倍の約22,435 ㎡に拡大しています。
南湖のほぼ全域に広がる爆発的増殖です。
初めての定着が確認されてからわずか6年後の,2014年(平成26年)6月には,環境省から特定外来生物に指定されています。
2014年3月12日 京都新聞
環境省の専門家会合は7日,琵琶湖で異常繁茂が問題になっている水草「オオバナミズキンバイ」を,特定外来生物として新たに指定することで合意した。6月の改正外来生物法施行に合わせて指定し,国としても輸入規制や防除などに力を入れる。
指定対象は,オオバナミズキンバイを含む「ルドウィジア・グランディフロラ」。オオバナミズキンバイは南米・北米原産の多年生植物で,琵琶湖・赤野井湾(滋賀県守山市)が国内最大の繁殖地。水鳥の餌捕りや他の植物の育成を妨げたり,在来で絶滅危惧種のミズキンバイと交雑する恐れもあり,選定された。
会合では,オオバナミズキンバイは切断しても茎の断片から再生するため,確認から3年後の2012年12月に,分布面積が約160倍の約2万2千平方メートルと南湖全域に異常繁茂したことを紹介。委員は「今は琵琶湖以外に大きな繁殖地はなく,他水域への拡散を抑制するには早急な対応が必要だ」と話した。
種オオバナミズキンバイ(Ludwigia grandiflora) には,名義タイプ亜種オオバナミズキンバイ(L. g. subsp. grandiflora )と,亜種ウスゲオオバナミズキンバイ(L. g. subsp. hexapetala )が知られています。
琵琶湖で繁茂している集団は名義タイプ亜種オオバナミズキンバイとされていましたが,最近の研究により,亜種ウスゲオオバナミズキンバイであることが分かっています。
(→侵略的外来水草オオバナミズキンバイの分類と生活史特性)
「ウスゲ」とは,本来あるべき毛が薄いのか,本来ないところに薄い毛が生えているのか,どちらを表現しているのか分かりませんが,本個体の茎や花柄,萼には,薄い毛が生えていました。[写真10][写真14]
この場所に定着しているものは,どう考えても琵琶湖に繁茂していたものが,逸出したとしか考えられません。
茎の断片からでも発根して増殖するということなので,琵琶湖での刈り取り作業で発生した切れ端が,疏水の流れに乗って運ばれてきたのかもしれません。
しかし,今後,この場所で爆発的増殖がひろがることはないと思います。
琵琶湖第1疏水は1月上旬から3月中旬にかけて,維持管理作業のために停水されるので,
この場所も水がなくなります。
清掃作業がおこなわれ,水草も撤去されるでしょう。
一方で,この場所は疏水分線の始まりでもあり,水は南禅寺水路閣をとおり,哲学の道を経て,高野川へ注いでいます。
南禅寺別荘群の池へも配水されています。
茎の断片が流れ着き,どこかで爆発的に増殖する……想像すると,恐ろしくなってきます。
花に責任はないものの。
2016年8月12日
・オオバナミズキンバイを採取して調べた。[写真4]

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[写真4]オオバナミズキンバイ
2016年8月9日
・インクラインの台車のあたりに見慣れない黄色い花が群生していた。昨年までは咲いていなかったと思う。外来種のオオバナミズキンバイ。琵琶湖で大繁殖して問題になっている水草である。[写真15]

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[写真15]オオバナミズキンバイ

