玄関横の壁にヒグラシがとまっていました。
逃げないように慎重に捕まえましたが、その必要はありませんでした。
寿命のようです。
微かに肢を動かすだけで、しばらくすると肢も動かなくなりました。

ヒグラシ(♂)
ヒグラシ(♂)[ in夷谷町 on2026/8/4 ]

腹部が長く太いので♂です。
ほとんど空っぽで、鳴き声を大きくするための共鳴室になっています。

ヒグラシ(♂)
ヒグラシ(♂)

北隆館『日本昆虫図鑑』(1956年)にはヒグラシについて次のように書いてありました。

 体長雄38mm内外、同翅端まで50mm内外。雌25mm内外、同翅端まで45mm内外。体は栗褐色に緑色および黒色斑を有する。頭部は緑色、複眼の内側および単眼の周囲に不規則な黒斑がある。顔は黄緑色、中央は黒褐、両側には同色の横縞がある。複眼は暗褐色、単眼は淡紅色、触角は黒色であるが末端は黄色。前胸背は中央の縦条・側縁・後縁は緑色、その他は栗褐色、緑色部との境界は黒色。中胸背は前半の両側および十字突起の両側のみ緑色、中央は黒色地に褐色紋があるがその大小は変化する。腹背は主に栗褐色、雄では最後の腹節の背面は白粉を被ることが多い。体の下面は主に緑色、腹部は淡褐色、雄では半透明、腹弁は腹節の基部を超え、先端丸く、淡緑色であるが内縁部は褐色を帯びる。雄の第1腹節の下面両側に顕著な疣状突起がある。翅は透明であるが、末端はやや暗色を帯び、翅脈は主に褐色、基部および中央部には緑色および黒色の部分がある。又前翅には前種(クマゼミ)におけると同様の褐斑を有する。本種は北海道南端部・本州・九州・四国の山地に普通な種で、主に7-8月に出現し、その声キッキッキッキッに近く(俗にカナカナと称する)主に早朝および夕刻に鳴く。(旧字体を新字体に修正)

・体は栗褐色に緑色および黒色斑を有する。

ヒグラシ(♂)
ヒグラシ(♂)

・頭部は緑色、複眼の内側および単眼の周囲に不規則な黒斑がある。顔は黄緑色、中央は黒褐、両側には同色の横縞がある。複眼は暗褐色、単眼は淡紅色、触角は黒色であるが末端は黄色。

ヒグラシ(♂)
ヒグラシ(♂)

・前胸背は中央の縦条・側縁・後縁は緑色、その他は栗褐色、緑色部との境界は黒色。中胸背は前半の両側および十字突起の両側のみ緑色、中央は黒色地に褐色紋があるがその大小は変化する。

ヒグラシ(♂)
ヒグラシ(♂)[ in on ]

・腹背は主に栗褐色、雄では最後の腹節の背面は白粉を被ることが多い。

ヒグラシ(♂)
ヒグラシ(♂)

・体の下面は主に緑色、腹部は淡褐色、雄では半透明、腹弁は腹節の基部を超え、先端丸く、淡緑色であるが内縁部は褐色を帯びる。

ヒグラシ(♂)
ヒグラシ(♂)

・雄の第1腹節の下面両側に顕著な疣状突起がある。

ヒグラシ(♂)
ヒグラシ(♂)

・翅は透明であるが、末端はやや暗色を帯び、翅脈は主に褐色、基部および中央部には緑色および黒色の部分がある。又前翅には前種(クマゼミ)におけると同様の褐斑を有する。

ヒグラシ(♂)
ヒグラシ(♂)