クモを運ぶオオモンクロクモバチ

●ハチがクモを引きずっていました。体は黒色で腹部にオレンジ色の帯。ミカドジガバチだと思ったのですが,運んでいる獲物がガの幼虫ではなくクモです。ジガバチはガの幼虫を,クモバチ(ベッコウバチ)はクモを狩ります。このハチはミカドジガバチではなくオオモンクロクモバチでした。…続きを読む

アブラゼミを襲うオオスズメバチ

仰向けになったアブラゼミが翅をばたつかせていました。何か黄色いものがくっついています。顔を近づけて見るとオオスズメバチでした。オオスズメバチが強力な大あごで喉元(!?)に食らいついていたのです。アブラゼミは悲鳴を上げながら翅をばたつかせていますが,翅を抑え込まれては逃れようがありません。…続きを読む

シュウカイドウの花

シュウカイドウの花が咲いていました。同じ株の花に雄花と雌花の別があります。雄花には中心に黄色いぼんぼりのような雄しべがついています。雌花には花被片の下に大きな三角錐の形をした子房があります。…続きを読む

シモツケ

シモツケかどうか気になっていた花をよく観察してみました。「新枝の先に複散房花序をつくり,淡紅色で径約5ミリメートルの5弁花を開く。雄しべは多数,花弁よりはるかに長い。雌しべは5本。」シモツケの花に間違いないようです。…続きを読む

セミヤドリガ幼虫

蛹化が始まったと思ったセミヤドリガの幼虫ですが,朝見ると脱皮していました。しわくちゃになった脱皮殻がお尻にくっついています。全然動きません。度こそ体力が尽きたのか,蛹化したのか。…続きを読む

マユタテアカネ

マユタテアカネの雌がとまっていました。マユタテアカネの雄は成熟すると鮮やかな赤色になりいわゆるアカトンボになりますが,雌は赤くなるものとあまり赤くならないものがいます。この雌は腹部の背部が少し赤くなっています。正面から見ると,名前の由来となった黒い眉紋があります。…続きを読む

セミヤドリガの幼虫

セミヤドリガの終齢幼虫。体の綿毛をとって芋虫状態でシャーレに入れていたら,周りに糸を吐き繭を作りはじめました。しかし途中で諦めたようです。隣に座布団のように糸を敷き詰めて上に乗り,動かなくなりました。体力が尽きたのか,蛹化が始まったのか。…続きを読む

シモツケの花

シモツケの花が咲いていました。いつも6月くらいに見る花なので,8月末の今時分咲いているのか不安だったのですが,やはりシモツケの花です。…続きを読む

タカサゴユリ

今年もタカサゴユリが咲いていました。多分,植えられたものではありません。台湾原産の外来植物です。…続きを読む

コサメビタキ

手すりに小さな鳥がとまりました。白っぽい灰色をした特に特徴のない地味な鳥です。目の周りが白い輪になり,くちばしの基部が黄色くなっています。図鑑をめくるとコサメビタキのようです。「木の梢にとまり,空中を飛ぶ虫をフライングキャッチで捕食する」とあります。…続きを読む

2022年8月26日

●昼間に蕾を採ってきて,花瓶にさしていたカラスウリ(雄花)。夜8時頃に開花しました。●サルスベリの木の下に入ると,四方から小鳥の声が聞こえてきました。たくさんのシジュウカラが枝葉に姿を隠しながら動き回っています。…続きを読む

イソヒヨドリ(雌)

イソヒヨドリ(雌)。どうしてこんなによく見かけるようになったのでしょうか。都市部で個体数が増えたこともありますが,習性として人を恐れないので目に付きやすいということもあると思います。…続きを読む

シジュウカラ

サルスベリの木の下に入ると,四方から小鳥の声が聞こえてきました。たくさんのシジュウカラが枝葉に姿を隠しながら動き回っています。…続きを読む

2022年8月25日

●白い小さな塊が糸にぶら下がっていました。蝋物質に覆われたアオバハゴロモの幼虫かと思いましたが違います。全身を覆う白い綿毛を取ってみると芋虫が出てきたのです。アオバハゴロモは不完全変態で芋虫の時代はないはずです。調べるとセミヤドリガの幼虫でした。寄生していたセミから離脱し,蛹になるために地上へ降りようとしていたところだったようです。シャーレに入れていたら,周りに糸を敷き詰め始めました。…続きを読む

疎水の浚渫工事

疎水と白川の合流地点で,浚渫工事が行われていました。例年だと年に1回2月頃に行われます。夏に臨時に浚渫されるのは昨年に続いて2度目です。…続きを読む

セミヤドリガの幼虫

白い小さな塊が糸にぶら下がっていました。蝋物質に覆われたアオバハゴロモの幼虫かと思いましたが違います。全身を覆う白い綿毛を取ってみると芋虫が出てきたのです。…続きを読む

2022年8月24日

●アオサギの紡錘形をした後姿が面白かったのでカメラを向けると,気配に気づいてのか横顔を向けてこちらを見ました。多くの鳥は顔の側面に目がついているので広い範囲を見ることができます。1つの目に中心窩が2つあり,近くも遠くも同時に焦点をあてることができるそうです。さらに紫外線域まで見えるので,人より多くの色を感知することができるようです。…続きを読む