
ハマクサギタマゴタケ(仮)
●卵のようだった幼菌が24時間でこんなになりました。タイムラプスで撮ったらニョキニョキ成長する様子が撮れそうです。毎年出るこのキノコは長い間名前が分からなかったのですが,ハマクサギタマゴタケだと教えてもらいました。といってもまだ種が確定されておらず,和名も仮称らしいですが。…続きを読む
●卵のようだった幼菌が24時間でこんなになりました。タイムラプスで撮ったらニョキニョキ成長する様子が撮れそうです。毎年出るこのキノコは長い間名前が分からなかったのですが,ハマクサギタマゴタケだと教えてもらいました。といってもまだ種が確定されておらず,和名も仮称らしいですが。…続きを読む
●ヒガンバナが花茎をのばしていました。もうすぐお彼岸。ヒガンバナがちょうどお彼岸の頃に咲くのは分かっているのですが,ふと春のお彼岸だったか秋のお彼岸だったか迷うことがあります。ヒガンバナは普通の植物とは逆のライフサイクルを持っています。秋に花をつけた後に葉を伸ばし,他の植物が枯れる冬の間に葉を茂らせ光合成をおこない鱗茎に栄養分を貯えます。他の植物が芽吹く春になると葉を枯らし,夏の間は休眠しています。…続きを読む
●カリンの実が大きくなっていました。まだ青いですがこれから黄色く熟してゆき,11月頃にはぽとりぽとりと一つずつ落ちてきます。…続きを読む
●砂利道にナラタケモドキに似たキノコが出ていました。ナラタケモドキは通常,木の根際に多数束生しているはずですが。地中に枯木か根が伸びているのでしょうか。…続きを読む
●鮮やかな赤色をした花がしぼんでいました。この1輪だけなので,開いている時の花の様子がわかりません。閉じた花弁の先から雄しべ筒が突き出ていたのを手掛かりに「アオイ科 赤い花 9月」で画像検索するとモミジアオイがヒットしました。5裂した葉も特徴と一致します。北米原産でハイビスカスに似た花だそうです。…続きを読む
●イソヒヨドリ(雌)が路面を歩き回りながら,落ちている木の実をついばんでいました。…続きを読む
●フヨウの花と若い果実を切って中を見てみました。フヨウの属するアオイ科の花は,たくさんの花糸が合着して筒状の雄しべ筒(とう)を作るのが特徴です。フヨウの花も雄しべの花糸が合着して1本の円柱状の筒となり,そこから多数の葯が突き出ています。雌しべは雄しべ筒に包まれ,先端は5つに分かれています。…続きを読む
●ミンミンゼミが死んでいました。異様なことに,頭部が食いちぎられ,腹部の中身だけがなくなっています。体はバラバラになっていません。何に襲われたのでしょう。…続きを読む
●ハシブトガラス。若鳥でしょうか。くちばしは一人前に大きいのですが,何となく幼さを感じさせます。…続きを読む
●疎水白川合流地点の浚渫工事が終わっていました。今回は堆積し過ぎた砂を応急的に取り除いただけのようです。毎年2月に実施される浚渫工事のように完璧には取り除かれていません。…続きを読む
●電線の上でセグロセキレイが独り言のように鳴いていました。地鳴きというものでしょうか。…続きを読む
●ヌスビトハギに果実ができていました。牧野富太郎いわく「泥棒が室内に侵入する時,足音のしないように,足の裏の外側を使って歩くその足跡に,豆果の形が似ているというのでこの名がついた」。表面には細かなカギ状の毛が密生していて,服や動物の毛にくっつきます。…続きを読む
ムモンホソアシナガバチ。アシナガバチの仲間なのですが,腰の部分が極端に細く華奢な体をしています。体の色も全体的に薄いので優しい感じのするハチです。刺さない訳ではないですが。…続きを読む
ウドの花が咲いていました。同じウコギ科なのでヤツデの花に似ています。…続きを読む
●窓の外の空中架線に赤トンボがとまっていました。全身が赤く,翅の付け根も赤くなっています。ネキトンボだと思います。トンボが尻尾を上げて逆立ちするのは直射日光を避けるためと言われています。本当にそうでしょうか。日光を避けたいならば日陰に入ると思うのですが。…続きを読む
●マメアサガオの花が咲いていました。マルバルコウソウと同じくらいの大きさで形も似ているので,白花のマルバルコウソウと勘違いしそうです。葉の形も似ています。どちらもヒルガオ科の外来植物です。…続きを読む
ヤブミョウガに花が咲いていました。花序には,白い球形をした若い果実もついています。牧野植物図鑑には「外花被3片は円く肥厚し,内花被3片は倒卵形で質は薄い。雄しべは6個で花糸は長い。一株上に両性,雄性の両方の花がつき両性花では雄しべが少し短く花柱は長く出ているが,雄性花では雄しべがよく発達し子房は細小で花柱もごく小さい。…続きを読む
●ハチがクモを引きずっていました。体は黒色で腹部にオレンジ色の帯。ミカドジガバチだと思ったのですが,運んでいる獲物がガの幼虫ではなくクモです。ジガバチはガの幼虫を,クモバチ(ベッコウバチ)はクモを狩ります。このハチはミカドジガバチではなくオオモンクロクモバチでした。…続きを読む
仰向けになったアブラゼミが翅をばたつかせていました。何か黄色いものがくっついています。顔を近づけて見るとオオスズメバチでした。オオスズメバチが強力な大あごで喉元(!?)に食らいついていたのです。アブラゼミは悲鳴を上げながら翅をばたつかせていますが,翅を抑え込まれては逃れようがありません。…続きを読む
シュウカイドウの花が咲いていました。同じ株の花に雄花と雌花の別があります。雄花には中心に黄色いぼんぼりのような雄しべがついています。雌花には花被片の下に大きな三角錐の形をした子房があります。…続きを読む
セミヤドリガの幼虫が蛹になっていました。本来はピスタチオの殻のような硬い繭の中で蛹になるのですが。終齢幼虫を覆う綿毛をとって裸にしてしまったので,繭を作れませんでした。…続きを読む
シモツケかどうか気になっていた花をよく観察してみました。「新枝の先に複散房花序をつくり,淡紅色で径約5ミリメートルの5弁花を開く。雄しべは多数,花弁よりはるかに長い。雌しべは5本。」シモツケの花に間違いないようです。…続きを読む
蛹化が始まったと思ったセミヤドリガの幼虫ですが,朝見ると脱皮していました。しわくちゃになった脱皮殻がお尻にくっついています。全然動きません。度こそ体力が尽きたのか,蛹化したのか。…続きを読む
マユタテアカネの雌がとまっていました。マユタテアカネの雄は成熟すると鮮やかな赤色になりいわゆるアカトンボになりますが,雌は赤くなるものとあまり赤くならないものがいます。この雌は腹部の背部が少し赤くなっています。正面から見ると,名前の由来となった黒い眉紋があります。…続きを読む