セミヤドリガの幼虫

セミヤドリガの終齢幼虫。体の綿毛をとって芋虫状態でシャーレに入れていたら,周りに糸を吐き繭を作りはじめました。しかし途中で諦めたようです。隣に座布団のように糸を敷き詰めて上に乗り,動かなくなりました。体力が尽きたのか,蛹化が始まったのか。…続きを読む

シモツケの花

シモツケの花が咲いていました。いつも6月くらいに見る花なので,8月末の今時分咲いているのか不安だったのですが,やはりシモツケの花です。…続きを読む

タカサゴユリ

今年もタカサゴユリが咲いていました。多分,植えられたものではありません。台湾原産の外来植物です。…続きを読む

コサメビタキ

手すりに小さな鳥がとまりました。白っぽい灰色をした特に特徴のない地味な鳥です。目の周りが白い輪になり,くちばしの基部が黄色くなっています。図鑑をめくるとコサメビタキのようです。「木の梢にとまり,空中を飛ぶ虫をフライングキャッチで捕食する」とあります。…続きを読む

2022年8月26日

●昼間に蕾を採ってきて,花瓶にさしていたカラスウリ(雄花)。夜8時頃に開花しました。●サルスベリの木の下に入ると,四方から小鳥の声が聞こえてきました。たくさんのシジュウカラが枝葉に姿を隠しながら動き回っています。…続きを読む

2022年8月25日

●白い小さな塊が糸にぶら下がっていました。蝋物質に覆われたアオバハゴロモの幼虫かと思いましたが違います。全身を覆う白い綿毛を取ってみると芋虫が出てきたのです。アオバハゴロモは不完全変態で芋虫の時代はないはずです。調べるとセミヤドリガの幼虫でした。寄生していたセミから離脱し,蛹になるために地上へ降りようとしていたところだったようです。シャーレに入れていたら,周りに糸を敷き詰め始めました。…続きを読む

2022年8月24日

●アオサギの紡錘形をした後姿が面白かったのでカメラを向けると,気配に気づいてのか横顔を向けてこちらを見ました。多くの鳥は顔の側面に目がついているので広い範囲を見ることができます。1つの目に中心窩が2つあり,近くも遠くも同時に焦点をあてることができるそうです。さらに紫外線域まで見えるので,人より多くの色を感知することができるようです。…続きを読む

2022年8月23日

●疎水をハクセキレイが飛び回っていました。石垣の隙間にいる虫を食べているようです。●コナラの木の下にドングリのついた小枝がたくさん落ちていました。ハイイロチョッキリがドングリに産卵し,枝先を切り落としたものです。ドングリを半分に切ると中に卵がありました。産み付ける位置は殻斗の縁近く。殻斗の上から穴を開けるのは,殻斗の表面の毛を削って産卵穴をふさぐ材料にするためです。…続きを読む

2022年8月20日

●疎水と白川の合流地点,土砂が堆積して通路に水があふれています。堆積した砂にコサギがいました。ゴイサギも獲物を狙って,今にも飛び込みそうな体勢です。●シオカラトンボの雌。雄は白い粉をふいてシオカラ色になりますが,雌は黄色。ムギワラトンボの別名があります。…続きを読む

2022年8月19日

●ナガコガネグモ(雌)の背側を撮ることができました。右足を伸ばして体を低くして,無理な姿勢でようやく撮ったのですが,足を戻すときによろけて片足を水に突っ込んでしまいました。●シオヤアブがとまっていました。ま正面を向くと,すました顔に見えます。…続きを読む

2022年8月15日

●蓮池のハスの花もほとんど散りました。花びらが散った後は,じょうろのような形をした花托と垂れ下がった雄しべがむき出しになっています。花托のなかの雌しべは成長し堅果(ハスの実)となり,花托はハチの巣状の集合果となります。(花托断面は2009年8月に撮影したもの)…続きを読む

2022年8月14日

●カマキリが網戸にとまっていました。コカマキリかと思ったのですが,前脚の内側に黒と白の斑紋がありません。チョウセンカマキリかオオカマキリのようです。●縁石にトンボがとまっていました。シオカラトンボの雌です。そっと近づくとかなり近づくことができました。トンボの複眼は広い視野がありますが,ゆっくり動くものは苦手なようです。
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2022年8月12日

●シオヤアブが腹端を合わせて交尾していました。驚いて飛び立ったのですが,合体した体勢はそのままです。●クマゼミ(雄)が鳴いていました。こうしてみると他のセミに比べて頭でっかちです。頭部の幅が広いのですね。●電線にツバメがとまっていました。幼鳥のようです。…続きを読む

2022年8月11日

●土塀にカブトムシ(雌)がとまっていました。大人になるとカブトムシを見てもそれほど心躍りません。角のない雌だとなおさらですね。●ヤブランに総状花序が立ち上がっていました。まだ開花しているものは1個もなく,みんな蕾です。…続きを読む

2022年8月10日

●珍しく,アオサギを真上から撮ることができました。橋の上から撮られているとは思わなかったようです。上から見ると頭部の幅が狭くて,随分細長い形をしています。測ってみると頭部長の65%を嘴が占めています。頭蓋骨は20年以上前に拾って骨格標本にしていたもの。…続きを読む

2022年8月9日

●アンテナにトビがとまっていました。広げた翼に白い班がないのは若鳥だからでしょうか。●アイガモ(雌)が全く無警戒にこちらに向かってきます。餌をもらえると思っているのでしょうか。どんどん近づいてきます。さすがにあと2mくらいになると立ち止まり,視線をそらしました。…続きを読む

2022年8月8日

●ヌスビトハギに花が咲いていました。外来種のアレチヌスビトハギが日向に咲くのと異なり日陰に咲き,花序の花も小さくまばらなので見栄えがしません。葉は3出複葉。すぐ近くの日のあたる場所にはアレチヌスビトハギが群生しています。…続きを読む

2022年8月7日

●目の前にヒヨドリが舞い降りて,さっと何かをくわえ飛び立ちました。枝にとまったところを見ると,嘴に大きなカマキリをくわえています。●1本足で柵にとまったアオサギ。頸が少し黒っぽくなって汚白色になっています。…続きを読む

2022年8月5日

●疎水と合流する直前の白川。降り続く雨で白く濁っています。白川は疎水と合流した後,400mほど西で再び南へ続きます。疎水と合流している間に土砂を沈殿させるので,下流にはきれいな水が流れます。というかほとんど疎水の水です。このお陰で白川の下流では水位が安定し,きれいな水が流れているのですね。…続きを読む

2022年8月4日

●疎水際にナガコガネグモがいました。網の中央に雌,隅っこに雄。雌腹部には黄色と黒色の縞模様のある大きなクモです。しかし水際なので背面を撮ることができません。向きを変えさせようとつつくと,網を激しく揺すりだしました。網を揺すって威嚇する習性があるのを忘れていました。で,背面の写真は2008年に写したものです。…続きを読む

2022年8月3日

●ハンミョウ。キバの大部分が白色なので雄です。雌雄の判定方法としては肩(前翅のふち)に白い斑点があるかどうかで見分ける方法もあります。雄には白い斑点があり,雌にはありません。この個体には白い斑点があります。●道にシオヤアブ(雄)がとまっていました。シオヤアブの雄には腹部先端にふさふさした白い毛があります。雌にはありません。…続きを読む

2022年8月2日

●生垣のツバキに大きな実が鈴なりになっていました。リンゴツバキでしょうか。隣の株にも深紅色の実が鈴なりに実っていました。色んな園芸品種が植えられているようです。●フヨウの花が咲いていました。…続きを読む

2022年8月1日

●インクラインにハシボソガラスがいました。若鳥でしょうか,カメラを向けても逃げるでもなくこちらに興味があるような仕草をしています。●カキツバタの果実が裂開して,中から種子がこぼれだしていました。…続きを読む