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ナラタケモドキ

2009年7月30日
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ケヤキの根元に,ナラタケモドキが発生していました。
きれいな株で,おいしそうです。

ナラタケモドキはナラタケと同様に食用とされるキノコですが,消化が悪いため,たくさん食べると胃腸系の中毒を起こします。
「フィールドベスト図鑑14 日本の毒きのこ」(2003年)には,次のように書いてありました。

ほんのり甘いきのこ臭があり,味もよいため,食用としている地域もある,ときに消化不良を起こすことがあるので,熱を十分に通し,多量に食べないなどの注意が必要である。

ナラタケモドキはナラタケと同じく土壌伝染性病原菌で,樹木の根系に感染し,徐々に樹勢を弱らせ枯死させてしまいます。
[写真2]を見ると,ナラタケモドキが発生している部分の樹肌が黒ずんでいるのがわかります。
このケヤキもかなり弱っているのでしょうね。

ナラタケモドキはナラタケに似ていますが,柄につばがないのが特徴です。[写真4]

「山渓カラー名鑑 日本のきのこ」(1995年)には,ナラタケモドキについて次のように書いてありました。

ナラタケに似ているが,柄につばがない点で区別される。傘は径4~6cm,蜜色で中央部に小鱗片が密集する。柄は長さ5~8cm,繊維状,傘とほぼ同色であるが,下部は暗色。

夏~秋,広葉樹の倒木や生立ち木の根際に多数が束生する。

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