アセビ
アセビの花が咲いていました。他の花に先立ち,春一番に咲き始める花です。万葉集にも多くの歌が詠まれています。「わが背子に わが恋ふらくは 奥山の 馬酔(アシビ)の花の 今盛りなり」。「馬酔木」の名が示すように有毒成分を含んでおり,農家では葉を煎じて,その汁を牛や馬のしらみとりに使ったそうです。