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ヒメオドリコソウ

2008年3月4日
  • ヒメオドリコソウ
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ヒメオドリコソウの花が咲いていました。
毎年春早く,他の草々が花をつける前に咲き始めます。
明治時代に日本へ入ってきた帰化植物で,広く雑草化しています。
保育社「原色日本帰化植物図鑑」(1976年)には,次のように書いてありました。

欧州原産。明治26年(1893),松村任三”東京駒場ニ於テ検出”以来徐々に分布域が広がり,現在東京都や長野県では害草化している。茎頂の包葉が紫紅色を帯びるのは著しい特徴で遠くからみてもそれと知られる。

「牧野新日本植物図鑑」(1970年)には,ヒメオドリコソウについて次のように書いてありました。

ヨーロッパ,小アジア原産の小形の1~2年草で,東アジア,北米に帰化し,主に都会地附近に雑草となっている。茎は基部から分れ高さ10~25cm,四角形で短かい毛があり,太く軟い葉は対生し長い柄があり,丸味のある卵形で長さ2cm位,基部は心臓形でふちには鈍きょ歯がある。上面は葉脈が網状にくぼみちぢんでみえ,両面に軟かい毛が密生する。茎の上部の葉は柄が短かく密に集ってつき,しばしば暗紅色をおびる。早春から開花し,上部の葉のわきに暗紅色の小さな唇形花を1~3個輪状につける。がくは長さ約5mm,針状にとがた5片があり,ふちには毛がある。花冠は長さ8~10mm,オドリコソウの花を小さくしたような形である。果実は4個の分果からなり,分果は広倒卵形,長さ1.5mmほどである。〔日本名〕姫踊子草の意味である。

[写真3]は茎の断面。四角形をしています。
[写真4]は本家のオドリコソウ。

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