• ゴイサギ
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        ホシゴイ
    [写真1]2014/11/12 7:14
  • ゴイサギ
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        ホシゴイ
    [写真2]2014/11/12 7:15
  • ゴイサギ
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        ホシゴイ
    [写真3]2014/11/15 6:56
  • ゴイサギ
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        ホシゴイ
    [写真4]2014/11/15 6:57
  • ゴイサギ
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        ホシゴイ
    [写真5]2014/11/12 7:17
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        ホシゴイ
    [写真6]2014/11/12 7:17
  • ゴイサギ
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        ゴイサギ成鳥
    [写真7]2014/11/13 7:02
  • ゴイサギ
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        ゴイサギ成鳥
    [写真8]2014/11/14 6:58

日の出が遅くなったせいでしょうか,毎朝ゴイサギの姿を見ます。
若鳥と成鳥が1羽ずつ。
どちらも警戒心が非常に強くて,人の気配を感じるとすぐに飛び立ってしまいます。
そーと近づいて後姿を撮っても,後に目があるかのように気づいてしまいます。[写真3][写真4]

ゴイサギの成鳥は頭と背中が黒く,顔や胸,腹は灰白色をしています。[写真7][写真8]
一方ゴイサギの若鳥の羽色は成鳥と全く異なり,全身がトビのような茶褐色をしています。[写真1]~[写真6]
白い斑紋が点在しているため「星五位」といわれています。

ゴイサギは夜の間に餌を採り,日の出とともにねぐらに帰ってゆきます。
清棲幸保著『野鳥の事典』(1994年)には,次のように書いてありました。

留鳥で,繁殖期以外には昼間はスギ・マツなどの密林中のねぐらにひそみ,夜間は採食地の水田・湖沼畔・沼沢・ヨシの草原・入り江などに飛来して餌をあさる。ねぐらでは小群や大群のことが多いがときには単独のこともある。夕暮れの薄闇どきにねぐらを離れて水辺に飛翔してゆき,朝方近くまで夜間ずっと餌をあさるが,日の出ごろにはねぐらに帰るのが常である。俗に星五位という若鳥は昼間にも水田やヨシ原で餌をあさっていることがある。暁や夕暮れに採食地とねぐらとの間を往復する。

ゴイサギは主に夜間に活動しているため,昼間見かけることがあまりありません。
他のサギ類に比べて生息数が少ないのかなと思っていましたが,逆にゴイサギは数が多く,他のサギ類が保護鳥になっているなかで,ゴイサギだけが狩猟鳥に位置付けられています。
狩猟免許があれば,カモなどと同じように捕獲することができる訳です。
一般に植物食の鳥の肉は美味しく,肉食の鳥の肉は臭いといいます。
ゴイサギの肉もおいしくはないと思います。