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[写真1]2016/5/22 6:52
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[写真2]
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[写真3]
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[写真4]
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[写真5]
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[写真6]
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[写真7]
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[写真8]
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[写真9]触角
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[写真10]腹端(腹面)
美術館の裏庭に,コムラサキ(♀)がいました。[写真2]
翅をひろげて,地面にとまっています。
朝早いので,体が温まっていないようです。(ちなみに,当日7:00の京都の気温は18.2度。)
そーと近づくと,意外に逃げません。
しだいに大胆になり,真正面から近づいて写真を撮っていると,さすがに飛び立ちました。
しかし,ふらふらとした力ない飛び方で,すぐに近くの生け垣にとまりました。[写真3]
ここでも,翅をひろげて,日光をあびていました。
見てすぐにコムラサキの♀だと分かったように書いてしまいましたが,そんなにチョウに詳しいわけではありません。
翅の黄色地に黒い斑点模様は,最初はヒョウモンチョウの仲間だと思っていました。
図鑑と照らし合わせたものの見つからず,おかしいなと思いながら他のタテハチョウを探して,やっとコムラサキの♀だと分かりました。(前肢が退化しているのは,タテハチョウのなかまの特徴です。[写真7])
同じことを,5年前にも書いています。(→2011年9月2日)
コムラサキは,名前に「紫」とついていますが,♀の翅には紫色の模様はありません。
♂の翅は紫色に美しく輝くそうです。
まだ見たことがありません。
近くに柳の木があるので,そこで繁殖しているとすれば,♂のコムラサキもこれから見る機会があるかもしれません。