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[写真1]鳳凰
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[写真2]ゾウ
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[写真3]ゴリラ
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[写真4]トンボの飾り
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[写真5]チョウの飾り
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[写真6]鬼
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[写真7]鬼
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[写真8]鬼
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[写真9]鬼
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[写真10]獅子
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[写真11]獅子
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[写真12]獅子
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[写真13]獅子
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[写真14]獅子
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[写真15]獅子
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[写真16]亀
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[写真17]亀
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[写真18]菊の花
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[写真19]菊の花
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[写真20]桃の実
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[写真21]鍾馗様
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[写真22]鍾馗様
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[写真23]鍾馗様
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[写真24]謎の洋館
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[写真25]人面レリーフ
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[写真26]人面レリーフ
毎日,通る道沿いに,建築中の家があります。
和風のなかなか趣向をこらした家です。
棟に金色の鳥が輝いています。[写真1]
鳳凰でしょうか。
門の庇には銅板で作られた小さなトンボが,樋にもチョウがとまっています。[写真4][写真5]
施主のこだわりが感じられますね。
動物園の建物にも,屋根にゾウとゴリラの像があります。[写真2][写真3]
園内で飼育されている,アジアゾウとニシゴリラでしょうか。
気をつけて見ていると,屋根の上には結構色々な物が飾られています。
魔除け,火難除け,家内安全,無病息災,家運隆盛……。
毎朝,走るランニングコースの狭い範囲ですが,飾り瓦を見て回りました。
南禅寺をはじめとするお寺の建物にはたくさんの飾り瓦がのっています。
一番目につくのは,やはり鬼瓦です。[写真6]~[写真9]
南禅寺山門1か所だけでも,30個以上ついています。
あまりにもたくさんの鬼の顔が並んでいると,逆に,それ程までに威嚇しなければならないほど,何を恐れていたのだろうと思ってしまいます。
獅子も造形的に面白いですね。[写真10]~[写真15]
いずれも愛嬌があります。
狛犬のように,阿形と吽形がセットになっているようです。
南禅寺三門の両側にある山廊には,屋根の四隅に亀が載っていました。[写真16][写真17]
これも阿形と吽形があるようです。
普通の亀ではなく,恐ろしげな姿形をしているのは,鬼瓦と同じように,周りを威圧し,邪を払う意味があるのでしょうか。
菊の花と,桃の実も多く見かけます。[写真18]~[写真20]
寺の門の屋根には,どちらかが必ずありました。
桃の実は「魔除け」だとして,菊の花は何の意味があるのでしょう。
門跡寺院であることと関係があるのでしょうか。
寺院の鬼瓦に対して,民家には鍾馗様が飾られています。[写真21]~[写真23]
京都の民家では「鍾馗さん」を置くのが定番ということになっていますが,地域にもよるのか,南禅寺,岡崎界隈では,あまり多くはありませんでした。
飾り瓦ではありませんが,以前から気になっているものがあります。
誰も住んでいない古い洋館に,人面レリーフが取り付けられているのです。[写真24]~[写真26]
これを初めて見た時には,少し鳥肌がたちました。
目を閉じた顔は,どう見てもデスマスクなのです。