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オニヤンマ

2009年9月11日
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南禅寺の境内に,オニヤンマが止まっていました。
一見死んでいるように見えたのですが,手にしてみると,まだ生きています。
今朝は冷え込んだので,体が動かなくなったのでしょうか。

袋に入れて持ち歩いていると,しだいに元気になってきました。
袋の中で,さかんに羽ばたいています。

オニヤンマの体長は97~100mmあり,日本産トンボの中で最大の種類です。
大きな複眼は,鮮やかな緑色をしています。

翅をもって写真を撮っていると,肢で腹端を抱え込みました[写真3]。
何をしているのでしょうか。

ヤゴは南禅寺の水路にいるようです。
水路わきで羽化しているのを何度か見かけました。
[写真5]は,羽化後ぬけ殻につかまっているオニヤンマ(2006年6月28日)。

北隆館『日本昆虫図鑑』(1956年)には,オニヤンマについて次のように書いてありました。(原文は旧漢字)

邦産最大種。頭部黒色。前額頂の小班・後頭楯の大部・上脣の2大紋・大顎基部の外側は黄色。胸部黒色,翅胸前面の2長斑,側面に各2条の黄帯を有する。腹部も黒色で各節はその中央よりやや前方に偏して鮮黄帯を有し,最後の2節のみこれを欠く。雄の尾部上付属器の基部下面には2歯を有する。雌の産卵管は長大で腹端を超える。これは第8節及び第9節の産卵器の特化したものである。翅は透明で翅脈縁紋共に黒褐色。前縁脈には極めて細い淡黄色線を有する。雌雄共に後翅肛角円いこと属の特徴である。腹長73mm内外,後翅68mm内外。本種は7,8月頃多く林間の空地,渓流上を飛翔する。北海道・本州・四国・九州・台湾・朝鮮・中国各地に分布する。北海道及び大陸産のものは少し小型である。

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