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争うジョウビタキ

2014年10月27日

樹上からオレンジ色の塊が落ちてきて,びっくりしました。
なんだろうと見ると,2羽のジョウビタキが絡まりあっているのです。
組つほぐれつ,激しく相手を攻撃しています。

縄張り争いをしているようです。
ジョウビタキは今の時期,冬鳥としてやってきて,一羽一羽が縄張りを主張しています。
『山渓カラー名鑑 日本の野鳥』(1996年)には,ジョウビタキについて次のように書いてありました。

オスもメスも1羽ずつが縄張りを持って生活する。10月中旬頃,北方から渡来した直後は,テレビのアンテナや電線などの目立つ所にとまってヒッヒッと澄んだ声で盛んに鳴き,くちばしを鳴らすようなカタカタという音も出す。2羽が向かい合って鳴きかわしたり,争いや追いかけ合いをすることもしばしば観察され,こうした行動を通じて冬期の縄張りが確定していく。縄張り性は強く,車のミラーなどに写った自分の姿を盛んに攻撃する。

平凡社『日本動物大百科』(1996年)にも,ジョウビタキの攻撃性について次のように書いてありました。

秋,渡ってきた当初は小群で低木から低木へ飛びまわりながらさかんに争い,やがて分散して冬のなわばり性を示す。オスもメスも単独でいることが多い。この鳥が窓ガラスや車のミラーにさかんに飛びつき,自分の鏡像と闘う行動がよく見られる。

かなり攻撃性が強いようですね。
[写真4]は,争いが終わり一服している様子。
お腹のあたりの羽がとれています。

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