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ニョイスミレ

2007年5月1日
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ニョイスミレ。白い小さな花を咲かせています。反りかえった上弁がナースの帽子を思わせます。

もともと「ツボスミレ」と呼ばれていたものを牧野博士が改名したようです。
「牧野新植物図鑑」に次のように書いてありました。
『ツボスミレは今までこの種に使われた名だがもともと庭にはえるスミレの総称であったし,またツボを陶器の壺と解釈し,花形が壺に似ているためとするのはよくない。如意スミレは漢名に由来し,ツボスミレの名が不純でまぎらわしいので筆者が命名しなおしたものである。如意とは僧侶が持つ仏具の一つでその形と本種の葉形との類似から来ている。』

「山渓ハンディ図鑑6 日本のスミレ」による,ニョイスミレの特徴。
・生息環境…田のあぜなどの向陽地から沢沿いの林のなかまで,すこし湿り気さえあれば,いたるところで見られる。
・草丈…5~25cm
・花…白色で直径1cm前後と小さい。
唇弁には緻密な紫色のすじがあり,側弁には短毛が密生する。
距は白色~淡緑色。短くぽってりとしている。
花柱は上部がすこし左右にはりだす。
・葉…幅2~4cmの心形~腎形。
ふつう無毛で,両面とも緑色だが,まばらに毛があるものや,裏面が紫色を帯びるものもある。
・托葉…全縁またはまばらな鋸歯がある。
・花期…4~6月
・分布…南西諸島を除くほぼ全国

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