ベランダに寝そべり街を見下ろすラブラドールという風情ですが,実は屋根のうえで休憩するサルです。
高いところから見る景色は見慣れているはずなのに,京都の街を見下ろしてなごんでいます。
しばらくすると,5~6頭のなかまがやってきました。子ザルを抱きかかえた母親ザルもいます。
山づたいに移動しているだけで,悪戯をするわけではなく,しばらくすると姿を消しました。
農作物を荒らしたりして,何かと問題視されるサルですが, 先進諸国のなかで野生のサル類が生息しているのは日本だけだそうです。
和んでいるサルの顔を見ると,なんとかうまく共存できないものかと思います。