• サル
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ジョギングの帰り道,家の近くにサルがいました。[写真1]
サザンカの葉?を食べているようです。

横を通らないと帰れません。
襲ってきたらいやだなと思いながら近づくと,サルは知らないふりをして,目を合わせません。[写真2]
手の置きぐあいなど,あなたのことなど気にしていませんよという,その仕草がいかにもわざとらしくて,笑えてきます。

通り過ぎて,振り返ると,サザンカに手を伸ばして,また食べ始めていました。[写真3]

サザンカの前に佇むサルを見て,思い出した感じがあります。
以前,道脇のケンポナシの花を撮るため,カメラを花に近づけていた時のこと,細い道の向こうから足音が近づいてきます。
ご近所の人なら,朝の挨拶をしなければと思いつつも,知っている人なら向こうから挨拶してくるだろうと,そのままカメラから目を離さずにいました。
すると足音は背後を通って,そのまま通り過ぎて行きます。

誰だったんだろうと,カメラから目を離して,通り過ぎた人を眼で追うと,1匹のサルが歩みをとめて,こちらを振り返りました。
無表情な目で一瞥すると,何もなかったかのように,また前を向いて歩きだしました。

日常と非日常が一瞬交錯するような不思議な感じ。
今回も,この感じですね。
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