毎年出る,いつもの場所にアカヤマドリが出ていました。[写真1]
この場所で,初めてアカヤマドリを見つけたのは6年前です。(→2003年7月15日)
[写真3]は,その時のもの。
キノコを持っているのは,当時小学生の次男です。
懐かしいですね。
初めて見つけたアカヤマドリで,ワクワクしながら持って帰ったのを思い出します。
大きく膨らんだビニール袋がずしりと重く,意味もなく誇らしくて。
包丁で切ると,全く虫食いがなく,白い緻密な肉をしていました。
オリーブオイルとニンニクでソテー。
オリーブオイルが,サフランを入れたように黄色く色づきます。
それ以来,毎年発生し,数も増えているのですが,何故かみんな虫食いしています。
大きさも,初めてのときのように大きくありません。
今回の個体も虫食いしており,傘の一部が溶けはじめていますね。
[写真2]は,3年前の2006年の発生状況。
小宮山勝司著「きのこ大図鑑」には,アカヤマドリについて次のように書いてありました。
黄橙色から明るい黄土色をした派手なキノコです。傘の表面は不規則にひび割れ,黄色い肉が見えるのが特徴です。柄は太くてかたく,黄褐色のササクレがあります。
クセがなく,いろいろな料理に利用できますが,とくにパスタやリゾットなどにおすすめです。
傷みやすく中に虫が入っていることがあるので注意しましょう。