塀にオオミズアオがとまっていました。
オオミズアオはヤママユガのなかまで,成虫の口吻(こうふん)は退化していて,何も食べません。
7~10日の寿命だそうです。
触角の形は,他のヤママユガのなかまと同じように,雄が羽毛状で,雌は両櫛歯状。
[写真4]を見ると,羽毛状の触覚をしているので,この個体は雄ですね。
比較のために雌の触覚の写真を載せようと思って,今までに写したオオミズアオの写真を見直してみたのですが,どういう訳か全て雄でした。
今までの撮影日
・2010/8/23(記事→2010年8月11日)
・2010/8/5
・2009/6/25(記事→2009年6月25日)
・2009/6/17(記事→2010年6月22日)
・2005/9/4(記事→2005年9月4日)
・2003/9/1(記事→2003年9月1日)
オオミズアオの個体数は,雄の方が多いのでしょうか?
試しにGoogleの画像検索で「オオミズアオ」と検索してヒットした,画像の雌雄を調べてみました。
雌雄が識別できる画像の,最初の100件のうち,雄が72件,雌が28件でした。
やはり,オオミズアオは雄の方が多いのでしょうか。