インクラインの線路にイカルの群がいました。人の気配を感じると一斉に飛び立ち,しばらくするとまた戻ってくる,を繰り返しています。
絶えず辺りを警戒しながら,落葉を掻き分けています。落ちているエノキの実を探しているのでしょうか。大きなくちばしでかみ砕く,バリバリという音が聞こえてきそうです。
冬は群れで生活しますが,繁殖期の5~7月にはつがいで行動します。夏に見かけたことがないので冬鳥かなと思っていましたが,夏場は山で暮らし,冬に平地に降りてくるそうです。もうすぐ山に戻るのかもしれません。
イカルがついばんでいた痕。落葉が掘り起こされ,かみ砕かれたエノキの実が散らばっています。