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スズメ

2007年8月28日
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スズメが地面に落ちたセミをついばんでいました。

スズメの主食は種子や穀物ですが,雛には青虫などの昆虫を与えます。
このセミの肉も雛に与えるのでしょうか。

スズメは日本でもっとも普通に見られる野鳥です。
しかし元から日本にいたわけではなく,農耕文化とともに大陸から渡来した鳥です。
農耕が伝わる以前,すなわち縄文時代以前には日本にはスズメはいなかったのです。

柴田佳秀著「鳥の雑学がよーくわかる本」には,次のように書いてありました。
『スズメの起源は,アフリカだと考えられています。現在世界には,スズメの仲間が16種(学者によっては15種)いて,そのうち7種がアフリカにいます。スズメは,サバンナのような半乾燥地の草原で,草の種子を食べる鳥です。ですから日本のように,ほとんどが森林に覆われている自然では,スズメが生きられる環境はないのです。にもかかわらず,日本にスズメが棲んでいるのは,よく考えると変なのです。
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もともと森林国であった日本には,草原はあまりありませんでした。しかし,縄文後期か弥生時代に農耕が渡来し,人々は森を切り開いて農耕地をつくりました。農耕地は,開けていてイネ科の草が生えるまさにサバンナみたいな環境です。日本で農耕が行われるようになったことが,サバンナの鳥であるスズメが棲める環境を生み出しました。縄文時代以前はスズメは日本におらず,縄文後期以後,日本で農耕がはじまった頃に海外から渡ってきて棲み始めたと考えられています。』

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